マレーシア一人旅 2-9 ジャラン・アローで夕食を

2017-07-07 22:12

 

 

マレーシアの旅行記です。第一回はこちらになります。

 

 

「良心」というマッサージ店に入り、お姉さんに連れられて奥へと歩いていった。一つの施術台(というか居酒屋の座敷席みたいな個室)に案内され、靴を脱いで上がるように言われる。隅の床の一部分が収納になっていて、そこに衣服を入れてくれと言われた。その替わりに、マッサージ用のラフな衣服を渡される。

 

着替えている間、お姉さんはどこかへ行ってしまった。服を着替えて床の収納の中へしまいこむ。施術台の上に座っていると、しばらくしてお姉さんが戻ってきた。片手にフレッシュジュース、もう片方の手にフルーツの盛り合わせを持っている。どうやらサービスでもらえるらしい。その2つを渡され、マスカットみたいなブドウを2つくらい食べジュースを一口飲んだ。

 

いや確かに美味しいのだけど、これをサービスでくれるくらいなら、その分料金を安くして欲しい。そんなことを考えながらジュースを飲んだが、すぐそばにはお姉さんがずっと立っている。このまま全部食べ終わるまで待たせるのは悪いと思って、ジュースと果物を床に置いてマッサージをお願いした。

 

そこからは45分間のマッサージタイムである。マレーシアだからと言って、特に変わったことはしなかった。日本で受けるマッサージと似たような感じで、指圧を中心に身体をもみほぐしてくれる。痛くはなく、ほどよい力加減でとても気持ち良かった。

 

マッサージが終わるとお姉さんは、僕を置いてすぐどこかへ行ってしまった。ジュースと果物が残っているので、それをゆっくり食べていけということらしい。異国の地のマッサージ店のだだっ広いフロアにぽつんと残され、ジュースと果物を食べるのは自分のことながらなかなかシュールな絵面である。

 

食べ終わってから服を自分のものに着替えた。もちろん服も財布もカメラも無事である。受付まで戻ると担当してくれたお姉さんがいて、受付のお兄さんとともに見送ってくれた。おかげで一日歩き回った足は軽くなっていた。お礼を言って、エレベーターに乗り込んだ。

 

時刻は5時半ごろになっていた。ここから歩いていける距離に、ジャラン・アローという屋台の立ち並んだ夜市がある。そこで夕食を済ませて、二日目を終えようと思った。

 

グーグルマップを見ながら歩くこと10分ほど。幅30メートルほどの大通りにひっきりなしに大勢の人が通っている。ジャラン・アローに到着したのだ。なにしろ目につくのは飲食店である。どの店も道路までテーブルや椅子を並べ、行きゆく人へ熱心に呼び込みをしている。

 

夜市自体の規模はさほど大きくなく、300メートルも歩けば端から端まで見て回れた。どの店に入ろうかと一往復ほどしてみたが、どれも似たようなものである。どの店がいいか区別がつかないので、そこそこお客さんが入っている店の一つを選んだ。

 

呼び込みをしていた店員のお兄さんがメニューを持ってきてくれた。それを見ながら、そういえば現金はいくらあるのだろうと心配になってきた。数えてみると25MYRくらいしかない。メニューを見ながらそれで足りるだけの料理を選ぶことにした。チャーハンのような炒めたご飯と、鶏肉と青菜が入ったヌードル、後はオレンジジュースを頼んだ。これで合計22.5MYR(約585円)。さすが夜市だけあり、非常にリーズナブルだ。

 

それらの食事を美味しくいただき、満足して店を後にした。夜の涼しい風が、昼の熱い空気を冷ましている。ホテルまでの道を、写真を撮りながらゆっくりと歩いた。(二日目終わり)

 


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