成長の鈍化を感じたら、ボトルネックを突き止めよう

2017-08-20 22:40

 

 

一眼レフカメラでの動画撮影を始めて、かれこれ3年ちょっと経ちました。自分がやっているのは婚礼の動画のみです。数えていはいませんが、年間50回として150回以上は撮影を行っていると思います。それでも撮影する度に「いつまでたっても上手くならないな」と歯がゆく感じていました。それが、最近になってようやく壁を抜けられたような感覚があります。

 

3年も続けてきたのでやっと無意識レベルでの技術の蓄積が表面に表れてきたか。そう思っていましたが、もっとわかりやすい理由があることに気づきました。

 

それはピントの精度が高まったことにあります。以前よりも「楽に速く正確に」合わせられるようになりました。一体、何をやったのか。これまでマニュアルフォーカス(MF)で合わせていたのを、オートフォーカス(AF)で合わせるように切り替えたのです。

 

どうしてMFで合わせていたかと言えば、単純な話、最初の頃に使っていたレンズはライブビューでのAF性能が悪く、合焦するまでに2テンポぐらい待たされることになっていたんです。一刻を争う撮影現場では、合焦の遅さは命取りになります。これはAFを使うと危険だと思い、MFを使用するようにしていました。

 

手動でピントを合わせるということは、ライブビューを見ながら目測でピントの山を掴むということです。カメラの背面についているモニターというのは、3〜4インチ程度しかありません。その中に映っている小さな像を見ながらピントを合わせるというのは、かなり神経を使います。つまり、これまではピントへ神経を集中させるがあまり、構図など他のことへ集中力というリソースを十分に割けていなかったんですね。

 

それが今年の春にNikonの24-70mm/f2.8というお高いレンズを買ったところ、撮影の仕方が変わりました。このレンズはライブビューでもAFがものすごく速く合います。MFで合わせるより圧倒的に速く、そして当然ながら正確です。これは素晴らしいと思い、AFで合わせるようになりました。

 

望遠レンズのNikon70-200mm/f4の方は、このレンズほど速くはないですが、それでもMFで合わせるよりは正確です。標準レンズ同様、望遠レンズもAFで合わせるようになり、ピントに関しては神経を使わなくなりました。

 

これまで集中力の多くをピントに投入していましたが、ピント以外のことへ配分できることに。その結果、撮影自体のクオリティが自ずと上がったのです。

 

つまり、僕にとっての一眼レフカメラ動画撮影でのボトルネックは、ピントの速さと正確さだったんですね。これらを性能の高いレンズに替えることで解決することができ、ボトルネックが解消されることになりました。

 

自分のことながら、これは目からウロコでした。何事も上手くなるためにはある程度の時間を掛けることが絶対に必要です。でも時間を掛けても成長速度が遅いと感じたなら、ボトルネックは何なのかというのを考えないとダメだなと改めて思いました。

 

動画がうまくなったことよりも、ボトルネックの解消によるレベルアップをわかりやすく体験できたこと、このこと自体がものすごく良かったです。色々なことへ応用が効きそうです。

 


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