ベトナム一人旅 最終日

ベトナム最終日です。今はホーチミンのタンソンニャット国際空港にいます。後、3時間ほどで日本へ向けて飛び立つ予定です。

最終日の今日は、新型iPhone発表の日でもありました。朝食を食べ終わった後、自分の部屋へ戻り、昼近くまでiPhone 8とiPhone Xの情報を収集していました。

iPhone Xは258GBで14万円強もします。かなりお高い印象です。一方、iPhone 8は、7から充電の仕方とCPUくらいしか変化がありません。7を持っている自分としては、あまり食指が動かないところなんです。今回のiPhoneは、もうしばらく考えてから何を買うか、もしくは買わないかを決めます。

ホテルはレイトチェックアウトで、15時まで滞在していいことになっています。なので重いバックパックは部屋に置いたまま、最後の観光めぐりへ出掛けることにしました。

ホテル前で配車アプリGrabを使いバイクを呼び、まずはタンディン教会へ行きました。ホーチミンで二番目に大きい教会で、ピンク色の外観が特徴です。

ところが入ってすぐに12時の鐘が鳴り、係員に敷地から追い出されてしまいました。お昼は見学ができないようです。

そこで教会の観光は諦め、すぐ近くのタンディン市場へ立ち寄ることにしました。ここはとにかく、布の数がものすごかったです。広い倉庫のような建物に、ぎゅうぎゅう詰めに品物を並べられています。僕は男性ということもあってから、声を掛けられることはほぼありませんでした。

市場を一周した後、再びGrabでバイクを呼び、今度は統一会堂へ移動します。ここはベトナム戦争時に、ベトナム共和国大統領府及び官邸として機能した場所です。内部は当時のまま保管されており、80,000ドン払えば音声ガイドをヘッドホンで聞きながら見て回れます。

80,000ドンと言えば400円ほどです。入場料は40,000ドンだったため、計120,000ドン(約600円)で観光したことになります。中は会議室や宴会場、応接室などはもとより、大統領家族が休んでいたベッドルームやヘリポート、展望台、作戦司令室、厨房など隅々まで見て回ることができます。

「ただの古い建物」とみなせばつまらない場所かもしれませんが、当時の様子を思い浮かべながら歩くと胸に感じるものがあります。一階の作戦司令室などは、机と椅子だけの殺風景な中に色あせた作戦地図が何枚も貼られているだけ。余計な装飾がないだけにリアリティを感じました。

その後、いったんホテルへ戻りチェックアウトを済ませました。チェックアウト時にカウンターの人が何を言っているかわからず、何度も聞き返してしまいました。

海外旅行に慣れてくると、言葉がわからなくても動じなくなってきます。わからなければ、わかるまで聞き返せばいいんですよね。すると相手もゆっくり話してくれたり単語だけで伝えてくれたり、こちらが理解できるよう歩み寄ってくれます。

ホテルを出た後はカフェに入り、美味しいベトナムコーヒーを堪能。特にラテはどこのお店も美味しかったです。

再びGrabでバイクを呼び、最後の目的地としていた水上人形劇を観に行きました。ネット上で調べてみると、「チケット代がどんどん値上がりしている」とのこと。僕が行った時は、230,000ドン(約1,150円)でした。

17時〜と18時半〜の二回公演があり、僕は17時の回を観ました。平日の夕方にもかかわらず、席は2/3ぐらいが埋まる盛況ぶり。日本人もちらほらいたようです。

この人形劇は、舞台の中央に泥色の池が設置されています。その上を滑るようにして様々な人形が動き回り、音楽と歌声に乗せ劇を見せてくれるのです。

もちろん言葉はベトナム語で、英語や日本語字幕などはでません。それでも動き自体がコミカルで笑いを誘います。50分くらいの劇を十分楽しむことができました。

おそらく今後も料金は上がっていくのでしょうが、観終わった後に値踏みをすると、日本円で1,500円程度までならすんなり払えるかなといったところ。ベトナムドンで300,000ドンです。ここまでは順当に値上がりするでしょうね。

劇を見終わった後は、寄り道せず空港へ行くことにしました。空港まで7キロほどの道のり。夕方ということもあり、さすがにバイクの後ろに乗って行くのは怖かったので、Grabで車を呼ぶことにしました。

ということで最初の文章に戻りますが、今は空港の搭乗ゲート近くの椅子に座りこの文章を書いています。

ベトナムは一人旅で6カ国目となる国です。それぞれの国に思い出がありますが、ベトナムはとても良い印象が残りました。食事もコーヒーも美味しく、街の人も親切。

ホーチミンは都会でしたが、まだまだ発展途上で人々もスレていない印象でした。これからほんの数年でこの国も劇的に変わっていくのでしょうね。

旅慣れてきたこともあり、これまで訪れた国をもう一度見て回りたい気持ちになっています。ベトナムもいつか必ず再訪したいと思います。


中判フィルムの美しさに心打たれ、伯父さんの遺品ハッセルブラッドで写真を撮るように。年に数回、海外へ一人で行き、フィルム写真と旅行記を発信しています。