金沢ジャズストリート2017でEGO-WRAPPINを観てきました

今年の9月16日〜18日の三連休に、金沢ジャズストリート2017というイベントが開催されました。金沢中心部の各所でジャズのライブが行われるという催し。16日と17日はあいにく撮影が入っていて何も見れませんでしたが、最終日の赤羽ホールで、EGO-WRAPPINのライブを観ることができました。

これまでに色々なアーティストのライブを観てきました。FUJI ROCKへ毎年、行っていたので、総数はものすごい数になると思います。それでも繰り返し見ているアーティストというのはごくわずかです。中でもEGO-WRAPPINのライブは、一番足を運んでいます。おそらく6回か7回くらい見ています。

今回、ジャズストリートで金沢へ来ると聞き、久しぶりに体験したいとすぐにチケットを取りました。どうやらすぐにチケットは完売になったようです。会場は大入満員でした。

対バンの一組目のグループが終了した後、EGO-WRAPPINが登場しました。ホール会場のため「着席でみんな観るのかな?」と思いましたが、そりゃ、立ちますよね、やはり。メンバーがステージ上に揃い最初のイントロが流れた途端、観客全員が一斉に立ち上がりました。

僕は“EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXX”というアルバムが出た年に、初めてEGO-WRAPPINの単独ライブを観に行きました。2009年のことです。今から8年前ですね。

そのライブを見た時に、本当に度肝を抜かれました。こんなにすごいライブをするのかと。ともかく中納良恵さん(よっちゃん)の歌声とパフォーマンスがパワフル。バッグバンドが大音量の音色を奏でる中、まったく引けを取らないよく通る声がライブハウスの中を響いていました。

今回のライブはホールということもあってか、それほど激しい感じではなかったです。といっても2009年から10年近くの月日が流れているわけで、よっちゃんも43歳になったようです。それほどイケイケのパフォーマンスはしなくなったのかもしれません。

今の自分の年齢になってEGO-WRAPPINというバンドを体験すると、改めてすごさを感じます。スタイルがまったくぶれない。「自分がやりたいこと、表現したいこと」というのがおそろしいくらい明確なんでしょう。彼らにとって月日とは、それを先鋭化するためにあるのだ、と思いました。

アンコール曲は“色彩のブルース”でした。2001年にリリースされた一枚目のシングル曲です。この曲がスマッシュヒットし、世に出たと記憶しています。20年近く経っても最後の締めに持ってくる、とても大切にしている曲なんだろうなと思います。そう言えば一番最初にライブへ行ったときも、最後のアンコールにこの曲を持ってきてくれました。

たっぷり一時間半ほどのステージ。よっちゃんの歌声とバンドの音色を十分に堪能しました。またEGO-WRAPPINの単独ライブへ行きたくなりましたね。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。