「スマホを手放す時間をどれだけ増やせるか」がこれからのテーマ

いつも夕方頃になると、写真を撮りに街をぐるっとまわります。そのときに持っていくものは、カメラ(当然ですね)、家の鍵、財布、そしてスマートフォンでした。でも今日はあえてスマホを置いていくことにしました。

街をまわるといっても、ほんの30分くらいのことです。わずかな時間ですが、たまにはスマホから解放されてみようと思ったのです。

そして家を出て100メートルほど歩いたところで、実感することができました。スマホがないというのは、すごく楽なことだなと。30分間は、メールが来てもメッセが来ても気づくことができません。SNSのタイムラインを見ることもできません。もちろん電話も出れません。

なのでもっと気になって落ち着かなくなるかと思いました。それがカメラを持っていたというのもあると思いますが、すごくリラックスすることができました。なんせ自分の目の前には、画面を通してではない、瞳に映るありのままの風景しかないのです。

スマホを持っていることでいかに普段、意識をそちらに持っていかれているか。何か作業をしていても集中力が分散してしまっているか。

特によい写真は撮れませんでしたが(あかんがな)、写真を撮るという行為自体がすごく楽しかったです。スマホを手放す時間をどれだけ増やすことができるか。それがこれからの自分のテーマになる予感がします。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。