「この仕事、向いていない…?」と感じたらどうする

社会に出るとほとんどの人が仕事を始めます。会社に勤め何か失敗したりうまくできなかったりすると、「この仕事、向いていなのかな」なんて考える人もいると思います。

僕も44歳という年齢になるまで、20年以上働いてきました。色々な仕事も経験しました。その上で断言できるのは、「この仕事、向いていないのかな」と考えたなら、その時点でその仕事は向いていないということです。

極端な話、向いているコトをやっている人は、「向いていない」と考えたりはしません。ミスしたりうまくできなかったりしても、「ではどうすればよかったのか」と、ともかくPDCAを回します。

くよくよ悩むということがないんですね。やっていること自体をおもしろいと感じているので、「うまくやるにはどうすればいいのか?」ということしか意識が向かないのです。

でも「この仕事は自分に向いている」と確信しながら、「向いていない」と思ってしまうこともあるかもしれません。

よく一緒に仕事をしているデザイナーは、デザインすることに関して「向いていない」と思ったことは一度もないといいます。しかし管理業務は苦手なので、請求書などの書類を作っているときには、「向いていない」と思うそうです。

つまりやっている仕事全体を考えてみれば「向いている」としても、細かく業務を分けてみれば「向いていない」部分も出てくるわけですね。

これは自分のケースでも当てはまります。文章や写真を撮ることに「向いていない」と感じることはないですが、誰かに仕事を依頼してやってもらうことは苦手です。

相手の気持ちを考えすぎて疲れてしまうんです。なので向いていないことをなるべくやらなくて済むよう、人に依頼せず自分で完結できる仕事を優先して引き受けるようにしています。

このブログを読んでいる人の中には、ひょっとして「今の仕事は向いてないのでは」と悩んでいる人がいるかもしれません。

業種そのものが向いていなければ別の仕事を探したほうが断然いいと思いますが、向いていないのは一部分だけの可能性があります。ひとまず日々の業務を細分化してみて、「向いていない」と感じる部分はどこなのか突き止めてみてはいかがでしょう。問題がクリアになる可能性があります。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。