一旦諦めると、良い結果が出る

毎日、インスタへ写真をアップしていますが、一日も欠かさす写真を撮りに行けるわけではありません。撮影に出かけた時に何枚かストックしておき、それを日々のアップに回しています。

そのストックが昨日で切れてしまいました。

今日、自分でいいと思うものを撮れなければ、インスタへの投稿が途切れてしまいます。

「途切れたら途切れたで、またイチからやり直そう」。そんな風に思っていましたが、15時ごろから時間が空きました。空も晴れています。これは出掛けられそうだなと思い、カメラを手にして外へ出ました。

出てから金沢中心部を歩きましたが、どうも良い写真を撮れる気がしません。

いつもまわるコースから外れて、細い路地や公園を歩いてみました。それでも、どこにもカメラを向けたいと思えません。

インスタへの更新は、昨日で連続173日続けています。今日、何も撮れなければそれが途絶えてしまいます。

こんな状況であれば、数ヶ月前はすごく焦っていたと思います。「何か撮らなきゃ」と焦燥感に駆られ歩き回っていたでしょう。

でも今日は、「まあ、撮れないものはしょうがない」と諦めました。「何としても撮りたい」という欲を手放したんです。

すると気持ちというのは本当に不思議なもので、手放した瞬間、今度はただただ写真を撮りたいという衝動が生まれてきました。

別にみんなから良いと思われなくていい。自分が撮りたいと思うものをただ撮りたい。そんな風に気持ちが動いて、結果的に何枚かはアップできそうなものを撮ることができました。

こういうことって結構あります。「やらなきゃ、やらなきゃ」と気持ちを追いたてるより、一旦諦めたほうが良い結果が出るのです。

この繰り返しで、死ぬまでに少しでも良いものを残せたらと思っています。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。