写真のテイストがブレることを怖れすぎない

インスタグラムをやっていると、「写真のテイストを揃えなければ」という強迫観念にかられてしまうことがあります。

インスタはプロフィール欄にこれまで撮ってきた写真がズラッと並びます。気になった人を見つければ、ひとまずプロフィール欄の写真をざっと見てみて、自分が好きなテイストのものを撮っていれば「フォローしてみようかな」と思ってもらえる可能性が高くなります。

つまりテイストの揃っていないバラバラな写真が並んでいると、どんな写真を撮っている人か、そのイメージが湧きづらいことになります。好きな感じのものもあれば、あまり惹かれないものもある。惹かれないものは自分のフィードに流れてほしくないので、フォローは止めておこうという感じになるんですね。

テイストを揃える、これはインスタをやる上で初歩的なことです。なのでフォロワーを増やしたいと思っている人は、基本的にテイストを一定に保つことに苦心しているはずです。余白のとり方や露出の雰囲気、色やモチーフなど、ざっとカタログを眺めた時にひとつのイメージを作り出せるようコントロールしているのです。

そして困ったことにインスタへの投稿に慣れてくると、この「テイストを揃える」ということが至上命題のように思えてきて、少しでもブレているように感じると落ち着かない気持ちになってきます。縛りがきつくなってくるんです。

でもよくよく考えてみたら、変わらない写真を撮り続けるというのはあまりにも不自然です。一日や二日では変わらないかもしれませんが、例えば今と10年後を比べてみればもちろん撮っているモチーフも現像の仕方も、何もかもが変化しているでしょう。変化していないなら、まったくPDCAを回さず成長していないということになります。進化を求めて日々撮り続けるなら、変化するのは当たり前のことなんですね。

もちろんテイストがブレまくっている写真を掲載していればインスタへガチで参加する意味が薄れてきます。やるからには数字を意識していきたいです。なのでテイストはもちろん保ちつつも、変化するのは当然という心の余裕も持っておく。ともかく毎日のように撮り続けて、この心境へ近づいていきたいと思います。