ユニクロの素晴らしさ

ここ数年、アジアへ旅に出掛けています。海外旅行で悩むのが持っていく衣類です。当然ながら日本とは気候が違うので、どのような服装が快適なのかわからない部分があります。

そのため、とりあえずは日本で着ていたままの服装で飛行機に乗り、その国の気候に合わせ現地で洋服を購入することが多いです。こう書くと行き当たりばったりに思えますが、行く先々の国にユニクロがあるからできるという感じです。

ユニクロの良さは、品質が保証されているところにあります。現地で調達すればいいと言っても、その辺のお店に入って購入するのはちょっとロスが多いです。まずどの店に行けばいいのかわからないし、価格は妥当か、値引きしたほうがいいのか、品質に問題はないのかなど迷い出すとキリがありません。

ユニクロはこういう思考をすべてショートカットして、品質の良い服を手頃な値段で買える保証があります。旅行をしたときには、ユニクロがあるかどうか、あるとしたら場所はどこかなどを事前にリサーチするようにしています。

そしてこのことは、海外だけでなく日本にいても言えることです。例えば今日はランチのため外へ出掛けました。家にいるときにはわかりませんでしたが、思いのほか気温が低く、かなり肌寒く感じました。それでも僕は街中にユニクロがあることを知っています。マフラー1つでもあればかなり快適になるだろうと考え、昼食後にユニクロに寄りました。

ユニクロには無地でシンプルな形状のマフラーが数色置いてあり、価格は税別1,500円。迷うことなくそのうちの一本を購入し、暖かい状態で街中を歩くことができました。

服をパーツの一部として、シンプルかつ高品質、そしてリーズナブルに提供するユニクロ。機能的に足りないものがあれば、ちょっと寄ってすぐに足すことができる。無駄を削ぎ落としたユニクロは、今の時代の空気にとても合っているアパレルショップだと思います。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。