金沢の中心部に住み、「勝者総取り」を実感

市の中心部に住むようになり、メリットとデメリットを色々考えるようになりました。今日も一つメリットに気づきました。それは公共交通機関が便利ということです。

金沢市中心部の公共交通機関というと北鉄バスというバスがあります。このバスは金沢市全域を走っていますが、引っ越してくるまではそれほど乗る機会がありませんでした。バス停まで歩くことや時刻表を調べるのが面倒だったのです。

しかし市の中心部であれば、バス停はそれこそ至る所にあります。金沢駅へ行きたいと思えば、すぐにその方面のバスに乗ることができます。金沢駅から自宅へ帰るのも同じです。香林坊や広坂といった中心部へはひっきりなしにバスが出ているんです。

これは東京が栄えているのと同じことだと思いました。東京というのは日本の中心地ですから、あらゆる交通機関が東京へ向けて走っています。本数もたくさんありますし、料金も安い。そのため東京へモノや人が集まり、ますます栄えていくという「勝者総取り(Winner-take-all)」になっているんですね。

それぞれの市や町には、それぞれの良さが当然あります。でも便利さや経済的な豊かさを考えると、やはり中心部に軍配が上がる。その理由を住んでみて実感しました。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。