1年間、毎日書き続けました。改めて思うブログを書くメリット

今日で連続更新が365日と、ちょうど1年になりました。時間取れない日は短めに、やる気ある日は長めにと、多少のムラはありましたが続けることができました。

ブログを書くことの利点はたくさんあります。ブログをきっかけとして書籍を出してしまう人もいます。グーグルアドセンスを貼り付けて、広告収入を受け取る人もいます。

そういった直接の金銭的メリットとは他に、文章を書き続け、それを公開するということだけでも大きな利点があります。そのことについて改めて書いてみたいと思います。

やはり一番は、自分思考を整理できるということです。一説によると、人間が一日に考える思考の数は6万回あると言われています。起きている時間を16時間(睡眠8時間)として、一時間に3,750回。一分間に62.5回も思考しているのです。これだけの数を考えていると、体系立てて何かを考えるというのは無理です。考えたことはすぐに次の思考に押し出されてどこかへ消えてしまうでしょう。

そこで考えていることを一つピックアップし、文章へ変換してみてください。そのためには、一つのことをある程度の時間を掛けて考える必要があります。文章として人に読ませる限りは、筋道を立てて書かなくてはなりません。つまり文章を書く過程で、自然と自分の思考が深掘りされ整理されていくのです。

これは色々なところで役に立ちます。例えば誰かと会話している時に、急に意見を求められたとします。普段、考えを整理していないと、パッと頭に浮かぶ意見はどこかで聞いたような借り物の言葉だったり、目先の短期的な利益を求める(かっこよく見せたいとか)浅いものだったりします。

でも普段から思考の整理をしていると、割りと即座に自分の意見を話せるようになります。単純に思考の引き出しが増えるというのもあります。考えを整理しながら文章を書く癖がつくと、話すことが論理的になってくるというのもあります。論理的な構成でよどみなく自分の意見が言えると、相手から信頼を得られますし自分にも自信がついてきます。

ここ6年間ほどブログを続けてきて、もうじき記事数は1000になります。最初に書いたように、連続しての更新は今日でちょうど1年です。ここまで積み上げてきてメリットに感じるのは、「自分の思考が整理される」ということかなと思います。

もし今の自分が、ブログ更新を始める前の自分と会話できたなら。おそらく話していることが浅すぎて途中で飽きてしまうように思います。それほど昔の自分はモノを考えているようで考えていなかったなと。

今はブログを書くために30分くらいの時間を毎日投入しています。それを一年間続けた結果、30分×365日で10950分、182.5時間を自分のための文章の時間として投じたわけです。ちりも積もればでかなりの量に感じますが、それだけの時間をつぎ込む価値は十分にあったと実感します。

この文章を読んでもしどなたかが、「ブログを始めてみようかな」と思ってもらえたら嬉しいですね。まだまだこれからも書き続けて、自分の思考を地層のように積み上げていきたいと思います。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。