で、結局ジャカルタはおもしろいの?

インドネシアのジャカルタへ行って、旅行記やおすすめ観光地などを書いてきました。そこで誰かからこう聞かれたとします。「結局のところ、ジャカルタはおもしろいの?」と。その時には結構、答えに困ってしまうかもしれません。

僕の旅行の仕方だと間違いなく楽しいと言えます。でもパック旅行や仲良しグループでの旅行だと、ひょっとしたらそれほど楽しくないかもしれません。

なぜか。ジャカルタはこれといった観光地がないんですよね。巨大なモスクや国立博物館、コタ地区、JKT48の公演など、定番の観光地は正直言って数えるほどしかありません。一泊二日なら十分ですが、三泊くらいだと行きたいところがなくなってしまうかもしれません。

かと言ってジャカルタは都会なので、リゾートとしてゆったり過ごすという感じではありません。現地の料理がものすごく美味しいというわけでもない。道は混んでますし、やはり赤道付近の国なので暑いです。スコールもあります。こうして書いてみると、「ジャカルタは本当におすすめですよ!ぜひ行ってみてください」とは言い難いです。

では現地で過ごした三泊四日はつまらなかったのかというと、全然そんなことはありませんでした。ものすごくおもしろかったです。またぜひ行きたいと思っています。これはどうしてだろうと考えてみると、結局は「自分ひとりで行動しているから」という答えに行き着きます。

チケットもホテルも自分で取り、現地のSIMカードを購入してiPhone片手に歩き回る。まずは空港のATMで現金を引き出すだけで、ドキドキします。空港からホテルへ行くのも不安がいっぱい。配車アプリを使ってバイクを呼び出せば、ちゃんと合流できるか心配です。お腹が空いて屋台飯を食べる時には、体調を悪くしないようにかなりメニューを厳選します。日本人は客引きからものすごく声をかけられますから、相手にしないよう注意も必要です。

こういった一つ一つの困難を、自分で考えながら乗り越えていく。この過程がものすごくおもしろいんですね。自分は英語もそれほど話せません。コミュニケーションもすんなりいかない。それでも飲食店で何とか言葉を交わして、食べたいものを注文する。結果的に全然望みのものが来なくても、それはそれで楽しい。予想できない小さなハプニングが連続でやってきます。退屈でいる暇がないんですね。

なのでジャカルタに限らず、どこの国に行っても一人旅であれば楽しいのだと思います。最初の話に戻ります。「ジャカルタは楽しいのか?」と聞かれればその答えは、「一人旅であれば十分楽しい」ということになりますね。海外への一人旅は、本当におすすめですよ。ぜひです。