睡眠を基準に生活を組み立てていく

20代くらいによく徹夜をしていました。周りに麻雀をする人が多くて、週末に集まり卓を囲むといつのまにか朝までやってしまうのです。いわゆる徹マンというやつです。

今は麻雀自体をほとんどやらなくなりました。徹マンなどもってのほかです。徹夜を一回でもしようものなら、2、3日は体の調子を悪くしそうです。

それでも20代や30代は、徹夜したところで翌日の夜にぐっすり眠ればほぼ完全に体力が回復していました。若い頃に無茶なことをできるのは、回復力の高さに自信があるからだと思います。

今は徹夜せずともハードな撮影を4〜5時間行なうと、確実に翌日まで疲れを残します。若い頃に40代の人から「40過ぎると体力なくなるぞー」なんて聞いていましたが、それは本当のことでした。

体力も落ちているでしょうが、実感するのは回復力の悪さですね。これは劇的に改善することは、もうありません。残念ながら今がこれからの人生のうちで一番、年齢が若いのです。今からは悪くなっていく一方です。

でも体力的に低下していっても、知恵は若い頃よりついてきます。自分の体のことも理解できています。

体力の回復には、何よりも睡眠が必要です。食事をしっかり取ったら、夜更かしせずにベッドへ入る。翌日に起きなくてはならない時間があるなら、逆算して7時間は眠れるような時間に寝る。

これを心掛けるだけでも、翌日の体の調子は変わってきます。要はスケジュールの基準を睡眠に置くんですね。7時間眠るためには何時に寝て、何時に起きればいいか。睡眠を中心に予定を組んでいくんです。

40歳を過ぎると、体の衰えを必ず感じます。そのことを見て見ぬふりしてはダメです。衰えを把握しながらパフォーマンスを落とさず仕事できるよう、体をメンテナンスする。

もうしばらくは自分の体と付き合っていきます。いたわりながら、残りの人生を一緒に歩いていきたいです。

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