人は、自分がイメージできるものを使いたがる

先日、うちのオカンと姉に向かって、ホットクックの便利さを説明してみました。でもあんまり話が通じませんでした。「調理が楽なのはわかったけど、別に今は買わなくていいかな」という感じ。

話題が変わって、今度はりんごを毎日食べていると話しました。自分は朝と夕方に、朝食とおやつ代わりにりんごを食べているんです。「りんごは皮をむくのが面倒」という話になったので、自動皮むき器を使っているから楽だと答えました。

自動皮むき器というのは、りんごを所定の位置に突き刺してハンドルをぐるぐる回すと、皮がスルスルむけていくという機械です。これがものすごく楽な代物で、もはや包丁を使ってむく気にはなれません。

その話をした途端、「それはいくらぐらいしたのか」「どこで買ったのか」とものすごく食いついてきました。Amazonで値段も安いものだったため、その場でスマホを見せて紹介しました。

自分にしてみれば、ホットクックも自動皮むき器も同じなんですよね。どちらも労力を圧倒的に少なくしてくれる優れた道具です。

でもホットクックには反応せず、自動皮むき器には反応する。その姿を見て、一つのことを思いました。要は自分がイメージできるかどうか、それが興味を持つかどうかの分かれ目なんですね。

ホットクックは見た目が炊飯ジャーのようで、どのように調理されているのか外からわかりません。その加熱の仕組みも、すぐに説明できる人は少ないでしょう。自分は説明できません。

その点、自動皮むき器は誰でも想像できます。りんごがクルクル回って、皮がむかれていく様子がイメージできるはず。それがパッと脳内に浮かんだ瞬間に、「これは楽だ。ぜひ使いたい」と欲求の回路につながるわけですね。

ただこれからの未来は、IoT(モノのインターネット)を始めとして、外見から理解できるものは少なくなっていきます。「見た感じよくわからないから、使うのはやめておこう」となると、道具を率先的に使う人と使わない人との差がどんどん開いてしまいます。

自分も新しいものを使う時は、不安になります。でも予算が許す限り、新しいものは意識的に使っていくようにしたいです。

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