旅に出たあなたは、そこで何を求めるか?

こんにちは。早いもので、台湾に来て5日が経ちました。今日は夕方の便で高雄国際空港から香港へと移動します。香港で三日間滞在した後、日本へ戻る予定です。

そういえば、台北から台中まで移動したバスの中で、日本人の大学生の方と隣同士になりました。すぐにお互いが日本人だということがわかり、最初の30分ぐらい色々と話をしていました。

一つ興味深い話題がありました。「海外へ旅行すると、自分が何を求めているのかがわかる」という話でした。つまり、洗練された都会が好きなのか、田舎町が好きなのか、自然が好きなのか。一人で海外へ行くと、はっきりとその傾向がわかるという説です。

なるほど思いながら自分は何に当てはまるだろうと考えました。出てきた答えは、「古びた街並み」というものでした。

自然や都会のビル街には惹かれません。それよりも、古くから原型をとどめているような小ぢんまりとした街を見てみたいと思います。

狭い通りに築50年くらい経っているんじゃないかという家々が建ち並んでいる。細い路地で子どもが遊んでいて、道の脇でお母さんが洗濯物を干している。そんな街です。

自分は5日間の台湾旅行で、台北・台中・台南・高雄と四都市を回りました。その中で一番気に入ったのは、台南でした。台南だけのためにもう一度来たいと思うほどです。

それはどうしてかというと、自分が望んでいる「古びた街並み」のイメージに一番近いからなんですね。台北や台中や高雄に比べて、台南で撮った写真も際立って多いです。

なんで自分はそういった街に魅力を感じるんでしょう。おそらく、子供時代の風景を思い出すからです。

自分は昭和48年生まれです。小学生の頃は、まだまだ昭和の良き時代を思わせる建築物や車などが街にありました。その時の風景を旅先でも知らずに求めているのかなと。

2000年に生まれた人は、今では18歳になっています。そんな彼らは旅先で何を求めるのだろう。この質問を機会があれば周りの人たちにしてみたいと思います。

明日からは香港よりブログを更新します。お付き合いください。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。