スモールビジネスの場合、マーケットインで考えてもしょうがない気がする

金沢市にキュリオという名前のカフェがあります。店員さんが英語を話せるとあって、トリップアドバイザーの金沢のレストラン部門で一位になっているお店です。

最近は、たまにここへきて本を読んだり書きものをしたりしています。すると、平日の昼間でもどんどん外国人観光客のお客さんが入ってくるんですよね。

海外から旅行に来たのだから蕎麦やお寿司など日本食を食べたいのではと思いきや、よく考えたらレストランとカフェは別の業態です。金沢の街中を歩き回って、少し休憩したい時にちょうど良いお店がここなんだろうなと。

もし、外国人観光客に狙いを絞りこのお店を作ったとしたら、その目論見は見事に当たったことになります。

でもよく考えてみると、おそらくそこを狙って作ったわけではないとわかります。

なぜか。自分が金沢でカフェを作ろうと考えたとしても、「外国人観光客を狙ったカフェ」をわざわざ作ろうと思いません。どう考えてもパイの数が少ないと思えるからです。

でも結果的にキュリオは、いつ行っても外国人観光客が数組います。入れ代わり立ち代わり、客が入ってきます。

こういった状況を見ると(大量に資本投下する場合は別として)、スモールビジネスはマーケットを意識してもしょうがないような気がしてきます。

それよりも自分のストロングポイントを精査して、それを素直に押し出していった方がやっていて楽しいですよね。今はインターネットで情報を共有できるので、それを求めている人は勝手に見つけてきてくれるでしょう。

外国人観光客が多く訪れるカフェで飲み物を飲みながら、「自分の得意なことの見極めは、やはり大切」と改めて思います。