自分がフジロックへ行かなくなった理由

2018-05-16 20:50

こんにちは。最近、昔書いたフジロックの記事に、検索でたどり着く方が増えてきました。そろそろフジロックの季節だなと、それでわかりました。

自分は2008年から2016年までの9年間、フジロックへ毎年参戦していました。でも去年からやめにしました。その理由は、自分の中でフジロックへ行くことがマンネリ化してきたからでした。

そりゃそうですね。9年間も連続で行っていれば、いい加減お腹いっぱいになってきます。それと同時に、2008年・2009年と最初の2年間がインパクトありすぎて、その後、越えることがなかったというのも大きな理由でした。

2008年は最初に行った年なので、それはもう衝撃ばかり受けていました。問題は2009年です。この年の初日グリーンステージのヘッドライナーがオアシスだったんです。このステージがあまりにも素晴らしすぎたんです。

この日は1日、雨でした。ヘッドライナーは夜に登場します。それまでにステージ間を雨の中移動していて、疲労はピークに達していました。

それでもオアシス見たさに、大混雑しているグリーンステージの会場を前へ前へと進んでいきました。

ステージに向かって左手まで進み、立っていられないくらいヘトヘトな状況で出番を待つとリアムが登場。両手を後ろに組んで体を斜めにして歌う独特な歌い方で、ヒット曲をどんどん歌い始めました。

周りは外国人のオーディエンスばかり。どの歌も外国人たちは大合唱で盛り上がります。自分も疲労困憊の中、豪雨の中、声を張り上げました。

ノエルがDon’t Look Back In Angerを歌う時、会場は最高潮に。ノエルがサビの部分を会場の歌うがまま任せ、悲しげな表情でギターを弾いているのを見て「これは現実なのだろうか」と不思議な気持ちになりました。

初日のこの夜で体力を使い果たして、残り2日間はどのステージも流して見るような感じでした。今、目をつむっても、その時の雨の降り方を思い出せます。ステージからのライトに無数の雨粒が反射し、なんとも言えない美しい光景を作り出していました。

結局、この時の体験が自分にとって大きすぎたんですね。オアシスほど印象深いステージを体験できず、年を追うごとにステージ中を見て回るほどの意欲もなくなり、なんとなく惰性で行くようになっていました。

今年はボブ・ディランが来るので見てみたい感じはありますが、フジロックへ再び行くのはもう少し後にします。

後10年くらい経って、「ああ、久しぶりにフジロックへ行きたい。どうしても行きたい!」と我慢ならないくらい気持ちが高まってきたら、万全の準備を整えて再び苗場へ行きたいです。それまでどうか、ずっとフジロックが続いていてくれますように。


Category:映画・音楽・本

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