シネマレビュー「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」

2018-05-26 21:28

こんにちは。今回のイタリア旅行で、飛行機に合計30時間ぐらい乗っていました。まあ寝たり本を読んだりもしましたが、映画も何本か観ることができました。

 

航空会社が用意していたラインナップに、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」が入っていました。今年の春に公開されていたものなので、かなり早いですね。

 

 

早速、行きの飛行機で観てみたところ、とてもおもしろかったです。

 

ストーリーは、よくあるタイプのものです。現代を生きる主人公たちが、テレビゲームの中へ入ってしまいます。クリアしなくては、元の世界へ戻れない。力を合わせて難関を乗り越えていくという感じです。

 

この映画のおもしろい点は、現代を生きる主人公たちが、ゲームでは本来とまったく違ったキャラクターへ割り振られる点にあります。

 

ゲームオタクでひ弱な男の子は、マッチョで男らしいプレーヤーに。アメフト選手で力自慢の男の子は、道具を操る背の低いキャラクター。色っぽい女の子は、地図を読み解く中年学者に。内気な女の子は、色っぽくて武道の達人な女性に。

 

リアルでのキャラクターとゲーム内での役割とのギャップに苦しみながら、主人公たちはそれぞれの持ち味を生かし、ゲームを進めていきます。

 

これを観ていて自分は、「いかにもアメリカという国で作られた映画だな」と思いました。

 

アメリカは、色んな人種が入り乱れて生活している国です。日本のような単一民族とは違い、宗教や習慣、風習、価値観はバラバラ。そのため、「自分と違っていても(違っているからこそ)、あなたの意見を私は尊重する」という多様性を認識しながら過ごしています。

 

映画の中の主人公たちは、アメリカの縮図のようなものです。それぞれに苦手なことや得意なことがあって当然。自分の弱い部分は得意とする人に補ってもらい、強みとする部分でサポートを行なう。そうすることが、結果的に全体の最適化を生むのです。

 

こういった映画が作られたのは、多様性を許容しないどこぞの大統領への当てつけなのでしょうか。最後はキレイに伏線を回収し、爽やかなエンディングを迎えました。イタリアへの旅にはずみをつける、とてもいい映画でしたよ。


Category:映画・音楽・本

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