飛行場の待ち時間が好き

こんにちは。一人旅をするようになって、飛行機に乗る機会が増えました。それで気づいたのは、「自分は飛行機に乗るのが好きだな」ということです。

いや、もう少し深掘りすると、飛行機に乗ることより飛行場で出発を待っている時間が好きなんです。

飛行場にいる人は、帰国する人やまさに今から旅立つ人など様々。みんなどことなくテンションが高いんですよね。それにつられて、自分もふわふわとした気持ちになってきます。

少し騒がしい中で、ノートパソコンを開き文章を書いていると、いつもとは違った文章になっているのを感じます。

傍目には変わらないと思いますが、今のように家のパソコンで書いているのとは、やはり違う。「これから別の土地へ旅立つ」そのことが文章にもにじみ出てきます。

それは気分が高揚していることもありますし、知らない土地へ行く不安感もある。日常とは違った色々な感情が胸の奥にいて、そのことを感じながら文章を書くと、どこかしらそれが現れてくるんですね。

日常と同じことをやっていても、どこかいつもとは違っている。その感覚を求めて、また旅に出たくなってきます。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。