漫画レビュー「ザ・ファブル」

こんにちは。最近、おもしろいなと思って読んでいる漫画があります。ヤングマガジンで連載している「ザ・ファブル」です。ちょうど今日、最新の14巻が発売され、早速Kindleで読みました。

どういう漫画かと言うと、主人公は佐藤(偽名)という20代の男性です。佐藤は天才的な殺し屋で、これまでに70人くらい暗殺してきました。

ある日、業務を終えた後、ボスから「一年間、大阪へ行け」と言われます。それは仕事ではなく、「一年間、仕事を忘れて普通の生活をしろ」というものでした。この漫画を一言で要約すると、「天才的な殺し屋が、一年間普通の生活をする」というものになります。

要約だけ読むと、何がおもしろいか意味不明になりますが…。

お世話になる場所は顧客でもあるヤクザが所有する家です。そこで佐藤は「普通の生活」が送れるわけでもなく、様々な困難に巻き込まれていくというものです。

この漫画の何がおもしろいのかと考えてみたんですが、結局は「天才的な殺し屋」という部分が一番のフックだと思いました。

これが「3流の殺し屋」という設定であれば、あまり興味を惹かれないと思います。

どんなトラブルであっても本人にとっては「散歩と同じ程度のもの」。天才らしい卓越した能力で、トラブルを静かに解決していきます。自分はそんな佐藤という天才的なキャラクターに対し、興味を抱いてしまうのです。

この漫画はヒットしているようなので、この「天才に惹かれる」という衝動は自分だけではないと思います。

将棋で一躍有名になった藤井くんも、中学生のプロ棋士というだけでなく、天才的な指し手であるからこそ注目されるんですよね。

とかく自分たちは、天才のことが好きです。それがどのような分野であれ、自分たちの能力を大幅に上回っている存在に心惹かれます。

「ザ・ファブル」は、ゆったりとしたストーリー展開で、まだまだ続いていきそうな気配。これからも楽しみにします。