雲海は撮れなかった。でもそれで良かった

2018-06-20 11:43

こんにちは。北海道5日目のお昼です。今は新千歳空港にいて、午後の便で石川県に帰ります。

 

今日の明け方はトラムの雲海テラスへ雲海を見に行ってました。結果から言うと、曇り空に包まれていて見れませんでした…。

 

ゴンドラの動く時間が朝5時〜8時と早いため、前日にレンタカーを借りて車中泊してスタンバっていました。

 

前日の雲海予測を見ると、60%の表示。それまで5日連続で雲海が発生していることもあり、「これは確実に見れるだろう」と思っていました。それが、まさかの空振り。

 

まあ自然相手のものですから。自分でコントロール不能なものをとやかく言ってもしょうがない。一応8時近くまで粘って、諦めて空港へ向かうことにしました。

 

ただ雲海を見に行った時に、少し思うことがありました。雲海テラスにはテラス席と、少し階段を上ったところに展望台のようなスペースがあります。

 

おそらく展望台が一番、美しく雲海を見れるポイントなんですね。そこにはカメラを設置した三脚がずらっと並んでいて、カメラマンが場所取りをしていました。

 

雲海テラスは、一回のリフト券が1,900円します。一回券の他に、年間パスポートも用意されています。おそらく北海道のカメラマンの方々がパスポートを購入し、日々、表情の変わる雲海を追っているのだと思いました。

 

ベストポジションで陣取っている大勢のカメラマンさんたちの姿を見ていると、なんだか「雲海を撮りたい」という気持ちがしぼんでいくのを感じました。

 

別に自分が撮らなくても、この場所の雲海の写真は毎年何千枚(ひょっとすると何万枚)も生まれているわけです。その中にあって、「自分が雲海を撮る意味ってなんだろう」そんなことを考えてしまったんです。

 

今回は雲海を撮れなくて良かったのでしょう。もし絶景の素晴らしい雲海の写真を撮れてしまったら、こういった考えは浮かばなかったと思います。

 

すでにこの世に無数にある写真の中で、それでも自分がシャッターを押す意味とはなんだろう。このことは、いつの日か自分で答えを出さなくてはならないことです。考えながら、写真を取り続けていこうかと思います。

 


Category:写真

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