高城剛さんが、雑誌を作りました。
その名も「50mm」。
アメリカの雑誌「Life」を意識した大判の作りで、写真をダイナミックに用いています。
雑誌のタイトルは、使っているカメラの焦点距離から取ったもの。
すべて50mmで撮影しているんですね。
印象的な写真が、たくさん掲載されていました。
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50ミリ単焦点レンズの魅力
よく考えたら、自分もほとんどの写真を50mmで撮っています。
写真を撮る人のなかには、50mmのレンズを好んでいる人が多いのではないでしょうか。
どのカメラメーカーも50mmの単焦点は価格をおさえています。
レンズ沼の入り口として、いわゆる撒き餌をしているわけです。
キットのズームレンズから増やそうと思うと、価格の安い50mmをつい選んでしまう。
メーカーもそれをわかっていますから、価格の割に写りの良いレンズに仕上げています。
しかも50mmは、ファインダーをのぞくとほぼ通常の視界と同じ大きさに写ります。
目で見ている光景そのままを、フレームに収められる感触がある。
だから撮影もしやすいです。
50mmが、基本レンズと言われる所以です。
軽さは正義
写りはもちろんのこと、50mmはどの単焦点レンズより軽いのも特徴です。
20〜30ミリの違いで重さが変わるなら、ぼくは50ミリを選びます。
自分が移動すれば最適な画角を得られるわけで、重量を犠牲にするくらいなら機動力を取ります。
やはり軽さは正義。
交換レンズの中で一番使う
自分が持っているレンズは、どれも単焦点レンズばかりです。
でも、ほとんど50mmばかり使っています。
この調子だと、よほど自分のなかで意識が変わらない限り、死ぬまで50mmを使い続けるだろうなと思います。
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