急な仕事が入ったら、約束を破ってもよい?

こんにちは。「仕事であれば、プライベートの約束を破っても良い」。この言葉を聞いてどう思いますか。

たとえば誰かと食事にいく約束をしたとします。数週間前に約束をして、一緒に店を決め、その日が来るのを楽しみにしている。

それが前日になって、「仕事が入ったからいけなくなった」と言われてしまった。あなたなら、どう思うでしょうか。

ぼくの答えは明確で、「そのような行動を取るひととは、徹底的に距離を取る」です。

その理由が仕事であろうがなんだろうが、約束を破っている事実に変わりはありません。

約束を破るというのは、「あなたより優先すべきことが発生した」というメッセージです。優先順位をつけて約束を反故するひとと、信頼関係を築けるでしょうか。

おそらくそのひとと付き合う限り、約束を破ることを何度もされてしまいます。なにか約束をしても、そのひとにとって「しょうがない事柄」が発生したら、そちらへ鞍替えするのです。

そういったひとのことを、根本的に信頼することができません。

約束を破られると、それまでに投資した自分の時間が無駄になります。つまり自分の時間を奪われることになります。

先ほどの食事の例で言えば、一緒に行く店を決めたり実際に予約したりした際の時間的コストですね。

時間は命と同じです。時間を奪うひとと付き合って良いことは何一つありません。

これは約束というもの自体をどのように捉えているかという、価値観の相違です。

価値観はちょっとやそっとでは変わりません。なのでそのひとを変えようとせず、自ら離れるのが得策と考えます。

この「仕事であれば、プライベートの約束を破っても良い」という考えは、破るひとが一方的に悪いわけでもないように思うんですよね。

ある一定のひとたちに存在する、「仕事だったらしょうがないね」と許容してしまう空気。これが問題の根本にあります。ぼくはこの空気自体に、非常に違和感を持ちます。

みなさんはどのように考えますか。「仕事であれば、プライベートの約束をやぶるのはしょうがない」。そんな空気を感じたとき、なにかしら違和感も持ちませんか。それともなにも感じないでしょうか。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。