ホリエモンはなぜ嫌われるのか

こんばんは。YouTubeでおもしろいと思うコンテンツのひとつに、堀江貴文さんのチャンネルがあります。

内容はメルマガの一問一答を題材に、ほかの出演者と10分くらい議論するというもの。短い時間でサクッと見れるのと、堀江さんの考え方がおもしろくてつい見てしまいます。

若いひとから支持され、年配から嫌われるホリエモン

堀江貴文さんというひとは、まあネットをしていればほとんどのひとが知っているかなと思います。

ぼくの印象では、若い人からは割りと支持されていて、50代以降くらいの人にはあんまり好かれていないのかなと。

その理由は、考え方がネットの本質と似ているからかなと思います。

ネットの本質とは、中抜きです。仲介業者をまたがずに消費者と生産者が直接取り引きできることが肝です。これはビジネスだけでなく、あらゆることにあてはまります。

ネットが登場したおかげで、それまで仲介業として既得権益を得ていた層は打撃を受けています。最近ではその矛先が、銀行など金融機関に向けられていますね。

個人間でネットを介して送金できれば、「振込」という仕組みが不要になります。それどころか、暗号通貨が普及すれば日本のお金そのものが不要になります。

金融はネットで一気に合理化が可能な業種です。

本質を忖度せずに指摘する

堀江さんというのは、金融機関などのような「これって、そもそも必要なの?」ということをズバッと問いかけてきます。「あるのが当たり前」と思っているものを、「ネットがあればいらないよね」と見抜き、それを公の場で口にだすんですね。

それをされて困るのは、既得権益を受けている人たちです。

既得権益層というのは、当然ながら年長者です。その人たちにとってみれば、「若い頃、じっと我慢し続けてきて、ようやく自分たちにリターンが来るようになった。なのに堀江は余計なことをいうやつだ」といったところかもしれません。

年配の人がホリエモンを嫌うのは、仕組みがかわり自分たちに利益が来ないことを恐れているからなのです。

かといって未来はどうなるかわかりません。堀江さんの言うとおりになるかもしれないし、ならないかもしれない。

ただひとつ言えることは、「自分の収入源をひとつだけにすると危険」ということでしょう。既得権益がなくなったとしても、複数ある収入源のひとつであればダメージは少なくなります。

恐れるがあまり攻撃的になるよりも、複数の収入源を持つように準備する。それが健全な生き方のように思えます。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。