悪い部分を隠して売っても、中長期的にデメリットしかない

先日からメルカリというフリマサイトを使って、不用品を売りに出しています。

メルカリにはコメント欄があって、そこで購入希望の方とやり取りが可能です。たまにコメントから、商品の状態をあれこれ聞いてくる人がいます。正直言って、めんどくさいなあと思います。

もちろんお金を払うのですから、商品の状態が気になるのはわかります。それを見越して、悪い点はすべて正直に商品紹介で書いているし、傷があればその部分の写真を掲載しています。

だってそうでしょう。そもそもの話として、悪い部分を隠しても出品者にとって得することは何もないんですよね。

「傷がついていたら売れないかも」と思い、それを隠して掲載するとします。その商品が売れたあとに、受け取ったひとはどう思うでしょうか。

返品するかもしれないし、クレームをするかもしれない。少なくとも出品者の評価は低くランク付けするでしょう。

メルカリはやり取りのあとに、相手のことを評価するシステムがあります。評価しないと取り引きを完了できないんですね。

そういう信用経済で成り立っている社会なので、ほとんどの人は高評価ばかりです。でもなかには低評価をつけられているひともいて、「このひとと取引しても大丈夫かな」と警戒されます。

つまり良くない部分を隠して売ったとしても、その結果、低評価をつけられれば中長期的にみてはるかにデメリットなのです。なので、悪い部分を隠すというのはロジックとして起こりにくいんです。

そういう前提があるのに、商品の状態についてあれこれ確認されると、「このひとは細かいひとだな。取引したくないな」とむしろ思ってしまいます。

メルカリはネット社会の縮図です。