映画「若おかみは小学生!」をみてきました。泣くなというのが無理な映画でした

話題になっている映画「若おかみは小学生!」をみてきました。

今日は映画の日ということで、劇場の入りはそこそこを予想していましたが…。観客はぼくをいれて3名。ひとりは映画好きっぽいおばちゃんで、もうひとりはオタクチックなお兄さんでした。

まあ公開から結構な時間が経っていますから、それほどお客さんがいないのもしょうがないですね。ともかく感想を書いてみます。

結論から先に書くと、泣くなというのが無理な映画です。良い映画かどうなのかは判断に苦しみますが、いい年こいた大人ほど泣いてしまうと思います。なぜならこの映画は、人との別れを主題においているからです。

年齢を重ねるほど別れの思い出が積み上がっていきます。人と一生会えなくなるという切なさは、年をとるほど多く経験していくことですよね。「子どもより大人の方が泣ける」と思ったのは、そういう意味です。

そもそも「若おかみは小学生!」は、児童書を原作としています。では映画を見る上で原作の予備知識が必要かと言えばぜんぜんそんなことはありません。現にぼくはまったく内容を知らないでみてみましたが、十分に理解できました。

というのも、主人公のおっこちゃん(関織子)が、小学生ながら若おかみになったきっかけから物語がスタートするからです。

そのきっかけとは、ご両親と一緒に乗っていた車が交通事故に遭うという、非常に痛ましいできごとだったんですね。ご両親は事故で亡くなってしまい、おっこちゃんだけが生き残る。そんなたいへんにヘビーな状況から物語はスタートします。

その後、成り行きで旅館の跡を継ぐことになってしまい、若おかみに就任することに。

この温泉地のモットーは、「誰も拒まない、すべてを受け入れて、癒してくれる」というもの。奇妙なお客が訪れてきますが、その言葉に従ってどのお客さんに対しても最高のおもてなしを目指します。

ところが終盤、意外なお客さんが訪れておっこちゃんはひどく動揺してしまいます。このお客さんに対してどのような対応をするのか、このあたりでストーリーはクライマックスを迎えます。

おそらく鑑賞の対象がお子さんだからでしょうが、非常にストーリーのテンポが良かったです。じっくりとタメを作ると、飽きちゃうからという配慮でしょう。立派な大人の自分からしたら、いささかテンポが良すぎるように思いました。

構図も人物の顔のアップが多く、物語の前半はちょっとみていて疲れてしまいました。「この映画を選んで失敗したかな」と思ったあたりでストーリーが急に展開していき、そこから最後までは、涙腺が緩みっぱなし。

最初に書いたようにいい映画かどうかは判断に苦しみますが、泣ける映画ではあります。

「ちょっと反則なんじゃないかこれは…」と思うくらいストーリーに泣ける仕掛けがほどこしてあり、また感情をすべて表に出して乗り越えていく主人公のおっこちゃんに好感を持ちました。

お子さんがいる方であれば、一緒に見に行くと楽しそうです。見終わったあとに親子で感想を話し合うと、作品や別れについての理解が深まりそうですね。

というわけで、今年劇場で見た映画の個人的なランキングです。もう11月ですねー。あと多くて2本くらいしか見れなさそうです。

1 レディ・プレイヤー1
2 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
3 判決、ふたつの希望
4 ミッション:インポッシブル/フォールアウト
5 万引き家族
6 カメラを止めるな!
7 リメンバー・ミー
8 スター・ウォーズ 最後のジェダイ
9 ジュラシック・ワールド/炎の王国
10 シェイプ・オブ・ウォーター
11 きみの鳥はうたえる
12 キングスマン: ゴールデン・サークル
13 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
14 若おかみは小学生!
15 女は二度決断する
16 ヴァレリアン 千の惑星の救世主