日本って、けっこういい国だよね

2018-12-09 3:08

アイルランドに来てから、ひとつ思うことがあります。それは、「日本って、いい国なんだね」ということです。

日本をディスる日本人って、けっこういますよね。何よりも軍事的にはアメリカに守られています。世界的に見て自立できていない。文化もアメリカやヨーロッパがごちゃまぜに入ってきていて、カオス感があります。

さらに極めつけは、最近の「日本はすごい!」というテレビ番組です。あれを見ると、そんなに自分の国に自信がないのか、とぼくなんかはどうしても萎えてしまいます。

でもアイルランドという地球の裏側並みに離れた国で少し過ごしてみて、自分が生まれた日本という国への見方が変わってきました。

先日、語学学校の授業中に「世界でたった一つだけ自由に行ける国があるとしたら、どこへ行きたいか?」というディスカッションがありました。

イタリアやフランス、アメリカなどの国が出てくるなか、8人くらいの参加者のうち2人が「日本へ行ってみたい」と話していました。ひとりはアイルランド人で、もうひとりはアルゼンチン人です。

「へー、日本に興味があるんだ」と不思議に思いつつ、そういえばアイルランドのスーパーなどへ行くと日本の食品が置いてあったりします。街なかには寿司屋があるし和食店もある。

日本というのは世界地図を広げると、いちばん隅っこにある島国なんです。ヨーロッパやアメリカから地理的にかなり離れていて、なおかつ島国だからこそ独特な文化を持っています。

そしてそんな隅っこの国から、世界的な小説家や映画監督、アニメなどのコンテンツ、音楽家、学者などをたくさん輩出しています。

ぼくも日本から遠く離れたヨーロッパやアメリカで生まれ育っていれば、「日本はなんだか不思議な国だな。死ぬまでに一度は行ってみたいな」と思いそうです。

どこの国にもオリジナルな文化があります。なので「どうだ!日本はすごいだろう!」と過度な自信はまったく不要ですが、卑下する必要もまたありません。

自分たちの文化や歴史を愛しながら、他の国にも興味を持つ。そんな自然体な感じが良いのかなと思いました。


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