評価経済で成り立つ、エアビーアンドビーの世界

ヨーロッパへ来たのが去年の11月29日。アイルランドに3週間滞在したのち、ヨーロッパを旅することにしました。ロンドン・ポルト・リスボン・マドリード・バルセロナと渡り歩いて、今日パリに到着しました。

このうち、ロンドンとポルト以外はすべて泊まるところをエアビーアンドビーで取りました。

最初はどんなもんなのかと思いましたが、エアビーはとても良い感じです。好きになりました。

いちばんの魅力は、やはり価格が安いことですね。通常のホテルに比べて、1/3くらいの値段で宿泊することができます。

もうひとつの特徴は、評価経済が働いているところです。

どういうことかというと、泊まったあとに宿泊者はレビューを書くことができます。まあ、これは普通ですね。ブッキングドットコムや楽天トラベルでも同様のシステムがあります。

さらにエアビーは、宿が宿泊者のことをレビューできるのです。良い宿泊者であれば、「このひとはとてもキレイに使ってくれました。他の宿の方へもおすすめしますよ」とコメントを残せます。

それとは逆に印象の悪い宿泊者であれば、「部屋を汚されてとても残念です」といった感じで悪いレビューを書かれるんですね。エアビーは宿泊希望者を拒否することができます。宿泊希望が入ったとき、そのひとに書かれているコメントはどういう人なのかを知る判断材料になります。

そうなるとマナーの良い宿泊者は泊まるところに不自由しませんし、逆にマナーの悪い人は拒否ばかりされてしまいます。

いくらお金を持っていても、泊まることができなくなる。お金ではなく、他者からの評価で判断されてしまう。評価経済が働くというのはそういうことです。

せっかくお世話になるのなら、お互いが気持ちの良い時間を過ごしたいですよね。評価経済で成り立つエアビーアンドビーの世界は、ぼくにとっても歓迎したいものでした。これからも活用していきたいです。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。