料理は覚えておいてよかったと思えるスキル

ヨーロッパを旅行中です。今はパリにいます。

泊まるところはエアビーアンドビーで見つけたところで、キッチンを自由に使えます。節約のため朝と晩は自分で食事を作ることにしています。

今日の夜は、牛肉のステーキにしました。パリには一週間しかいないので、食材はきちんと使い切りたい。それでいて美味しいものも食べたい。となると焼くだけで美味しく食べられるステーキでいいか、となりました。

最初に牛肉のロースをじっくりと焼き、焼き上がったらお皿にのせて同じフライパンでソースを作りました。

角切りにしたトマトと粗みじん切りにしたオリーブを一緒にいため、キッチンにあったドライのバジリコを一振り。これを牛肉にのせるだけで美味しいソースのできあがりです。

付け合せにルーコラやトレビスなどが入ったサラダ野菜をたっぷり。全体にオリーブオイルを振りかけて完成です。

パンと一緒にリンゴもむきました。全部食べるとさすがにお腹いっぱい。これで予算は4〜5ユーロです。経済的でもあります。

こうして書いてみると、自分は料理を作れてよかったと思います。ほんの数年ですが、料理店で働いていた経験があるんですね。そのときに料理を覚えたので、それなりのものは作れるんです。

もし料理ができなかったら悲惨でした。毎日外食をするか、自炊をしようにも野菜炒めくらいしか作れなかったでしょう。でも味付けは焼肉のタレか醤油しか思いつかないため、その時点で海外では詰んでしまいます。

長い人生を生きていく上で、必要なスキルというのはいくつもあります。パソコンを使えたほうが良いし、英語もできたほうが便利。それらに加え、料理もできたほうがいいと思います。

仕事として続けることはできませんでしたが、料理はやっておいてよかったと今になって思えます。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。