得意なことを見つけるには、周りの人の声を聞く

苦手なことじゃなく得意なことをやる。理屈ではわかっていても、「自分の得意なことってなに?」とつまづく人も多いと思います。

そういうときは、自分の内面を見るよりも他人の声を聞いたほうが早いです。得意分野は、自分よりも周りの人のほうがよくわかっています。

得意なことに仕事の打診が集中する

例えばぼくは、独立してから「写真を撮ります」「動画を撮ります」「ウェブを作ります」とやれることを増やしていきました。でも最も多く仕事の打診が来るのは、「執筆」なんですよね。

執筆のなかでも多いのは、人の話を聞いてコンパクトにまとめるというものです。文字数で言えば1,000文字〜4,000文字。経営者や専門家の話を1時間ほど聞いて、それをわかりやすく読みやすくまとめるという仕事です。

この仕事を自らアピールしたことは一度もありません。でも、ダントツで多い依頼がこの手のインタビューの仕事です。実際に話しを聞きに行くこともありますし、すでにインタビューが終わった音源を受け取ってテキストにすることもあります。

教わらずとも最初からうまくできるもの

不思議なことに、こういった執筆の仕事のやり方は誰に教わったわけでもありません。仕事の進め方で悩んだこともありません。最初からなぜかしらうまくできて、テキストを納品するといつも感謝されました。「うまくまとめてくれてありがとう」と。

そうやって周りの人の期待に応えていくうちに、「なるほど、ぼくは人の話を文章にまとめるのが得意なんだな」と気づきました。

この仕事が好きかどうかはまた別の話になりますが、少なくとも最小限の労力で最大の成果をあげられるものに違いないと。

そしてそのことを教えてくれたのは、自分ではなく周りの人なんです。

ぼくはもう40代なかばなので、さすがに自分の向き不向きというのはわかる年齢です。でも20代のころは「一体、自分の得意なこととはなんなのか」とよく悩んでいました。

もし同じように悩んでいる人がいるとすれば、ぜひ周りの人の声に耳を傾けてみてください。あなたの得意なことは、あなたの周りの人が教えてくれます。

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