もう仕事でメールを使わないようにしたい

最近、「メールって余計な時間を取られるな」と思うようになりました。電話が時間泥棒なのは言うまでもないですが、メールもそれなりに無駄な時間が発生します。

メールはハガキや手紙の延長線上として始まった

メールはパソコンが普及するのと同時に始まりました。メールが出てくる前に文書のやり取りで使っていたのは、ハガキや手紙です。そのためメールは、ハガキや手紙の延長線上という位置づけだったんですよね。

そのため、「宛名」「挨拶文」「締めの言葉」「署名」などを付けて送るのがマナーになりました。でもこういった慣習って、今の時代から考えるとそぐわない気がしませんか。

今はLINEやFacebookメッセンジャー、Slackなど、短文のメッセが主流です。メッセでいちいち宛名を書きませんよね。誰に送っているのか、わかっているのですから。署名も不要です。

「させていただきました」はメールならではの日本語

普段、近い間柄のひととメッセばかりしていると、メールのこういった慣習が非常にかったるく感じてしまいます。

ぼくはメールを書く際、署名と一緒に挨拶文や締めの言葉も自動で記載するよう設定しています。そのためそれらを記載するための手間は取られないのですが、宛名や挨拶文があるとどうも文章がかたくなってしまいます。そのため回りくどい書き方をしてしまうんですよね。

メッセでは「〜しました」と書いているのに、メールになると「〜させていただきました」と書いてしまいませんか。「させていただきました」って、よく考えたら普段の会話で使わないような不自然な日本語ですよね。

メッセ中心のスタイルへ早めに移行していこう

そういった回りくどい言い回しはメール全体に及びます。メールはメッセに比べて長文になりがちです。長文のメールが送られてくると、こちらもそれに合わせてそれなりの長さでメールを書いてしまったり。もはや一本のメールを書くだけで10分とか15分とか掛かってしまいそうです。

長い文章は誤読を招きやすいですし、何をいいたいのか結局わからない、みたいなことも発生します。そんなときは相手の機嫌を損ねないよう、すごく丁寧な書き方で質問をします。でもメッセであれば、「ちょっと意味がわからないです」と普通に会話しているみたいに返事ができますよね。

つまりメールというのは、今のネットの空気からすると丁寧すぎるんですよね。丁寧すぎるから、時間がどんどん取られてしまう。

メールが仕事の中心になるのは、あと10年くらいでしょうか。ぼくはなるべく早いうちから、メール離れを実行していきたいです。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。