撮れば撮るほど、フィルムカメラが好きになっていく

フィルムカメラをはじめたのは2018年7月。それからいくつかの写真屋さんで現像をお願いして、いまは福岡市のアルバスさんにおまかせしています。

アルバスの山下さんの仕上げがすばらしくて、あがってきた写真に手を加える必要がほとんどないんですよね。最初はLightroomでハイライトやシャドーを調整したり、色をかえたりしていましたが、それもやめました。レンズの歪みや傾きを直す程度にしています。

ヨーロッパの旅の写真を紹介してもらえた

2ヶ月間いってきたヨーロッパの旅の写真は、現像をパリやベルリン、オーストリアの写真屋さんでお願いして、日本へ帰ってアルバスさんにスキャンをお願いしました。

期待通りの素敵な色に仕上げてもらえました。そしてアルバスさんのウェブサイトにぼくの写真を紹介してもらうことができたんです。こちらから記事を見れますよ↓

コンゲツノイチマイ

とても嬉しくなるとともに「なるほど、この写真を選ばれたのか」と勉強になりました。

ぼくは自分が撮った写真と距離が近すぎるんですよね。写真単体として見ることができません。撮ったときの背景込みで見てしまう。プロの写真屋さんが記事に紹介するものとして選んでくれた写真は、自分にとって説得力のあるものでした。

すんなり撮れないから、諦めがつく

この記事の終盤に、以下のような文章が書いてありました。

きっと心が動く瞬間は他にもたくさんあったでしょうが、残りの枚数を意識したり、まだ出会えるかもしれない未来のシーンを想像したり、ここは暗いからフィルムでは難しいかな?とか、フィルムチェンジで間に合わなかったり、ピントを合わせてるうちに、、、てことも少なからずあったのではないでしょうか。

コンゲツノイチマイ

まさにそのとおりで、枚数の制約とマニュアルでのピント合わせ、露出の調整などで「撮りたい決定的瞬間」を幾度となく逃しました。

でも不思議なもので、仕上がってきた写真を見ると「結果的にこれが撮れて良かった」と思えるんですよね。フィルムカメラは、いい意味で諦めがつくというか。焦燥感に駆られるということがありません。

次は桜の写真で試行錯誤を

フィルムを長くやっているとそういった経験も含めていつの間にか撮りたいものが固まってきたり、撮影をする行為に計算ができるようになったり、、、

コンゲツノイチマイ

去年の7月からフィルムで撮りはじめて、ようやく500枚くらいに到達したかなという感じ。ヨーロッパの旅も、前半と後半の写真ではクオリティに差があります。まだまだ試行錯誤が足りないです。

次の撮影の機会は桜ですね。桜は日本だけでなく、世界からも多くのフォトグラファーがきて写真を残します。桜の咲く短い期間に、少しでも試行錯誤を重ねていきます。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。