SNSのフォロワー獲得に疲れたら、自分軸の発信に変えてみる

自分の発信の仕方が下手とか、たいした内容じゃないというのはもちろんあるんですが。それにしても、SNSのフォロワーさんってなかなか増えないですよね。

フォロワーさんが増えないということは、関心を持ってくれるひとが少ないということ。なんだか寂しい感じがします。

といっても、「フォロワーを増やす方法」というノウハウを漁ってもしょうがない。それって結局、いまの自分からしたら無理をするということです。無理は続かないですし、不自然な自分を支持されても「それはちょっと違う」という感じになりそうです。

なのでここはひとつ、「フォロワーが増えなくても発信のモチベーションを保つことができないか」と考えてみます。これはわりと簡単なことのように思っています。

「タイムラインを美しくする」というのを目的にする

そもそもフォロワーが増えるかどうかというのは、自分ではなんともできない部分です。フォローしてくれるのは他でもない、自分以外のひとだからです。ひとの心をコントロールするのは、たいへん難しいことです。

ひとの行動に対してヤキモキするくらいなら、自分ができることをやりましょう。そんな風に心の方向性を調整するとうまくいきそうです。

例えばTwitterであれば、「発信によってリアクションがあるかどうか」を気にするのはやめにする。精神的にもよくないです。ファボやリツイートがあってもなくても、そもそもそこを目的にしないようにする。

では何を目的にするかというと、「自分のタイムラインの美しさ」です。

ひとつひとつの投稿は独立していますが、それらを合わせた自分のタイムラインは、否が応でも独自のカラーが出ます。しかもこの部分は100%コントロールが可能です。というかコントロールできるのは自分しかいない。

なので、「テキストの量はどうか、短いものと長いものがバランスよく発信できているか」、「文字ばかりになっていないか、たまには写真を投稿してタイムラインを見栄え良くしているか」、「リツイートは普段投稿している内容に合っているか、釣り記事につられていないか」などをチェックしていく。

そうして自分のタイムラインを改めて眺めたときに、「きちんと美しいタイムラインができているな」と満足するのです。

カタログを美しくすることで、達成感が得られる

こうして文字に書くと「なんだそれ?」という感じが若干しますが…、一貫性なく反射的に発信するよりも、タイムラインに統一感や一貫性があって美しいほうが、自己肯定感はアップすると思うんですよね。

この「タイムラインを美しくする」というのは、インスタグラムでは常識的なことですね。

写真を撮るひとにとって、インスタグラムはすでにポートフォリオのような役目を果たしています。いわば、カタログそのものが自分の作品です。

写真家でなくとも、その時々の気分で写真をアップするのではなく、あとから見返したときに美しく並んでいるよう意識的に写真を並べていく。

色々なテーマでバラバラにならないように、一貫性がありトーンを揃えた写真を配置していく。見え方が美しくなるように、色の配置を決めていく。

もちろんそうすることでフォロワーさんが増えるということはあると思いますが、まず第一の目的として、ただただインスタグラムのカタログを美しくしていく。フォロワーが増えずとも達成感は得られます。

フォロワー獲得の軸から離れて、発信を楽しむ

SNSのフォロワーの多い人というのは、それだけ影響力を持っているということです。高い影響力を持てば、それだけ発信を多くの人へ届けられます。

それゆえに一部のひとはフォロワー獲得が目的になってしまうと思うのですが、なかなか思うように増えないという焦燥感にも駆られるでしょう。その戦いに疲れたら、たまには自分のコントロールできる範囲で楽しんでみてはいかがでしょう。

そんな感じのゆるい活動でも、広いネットの世界では、自分のことを支持してくれるひとができてくると思います。それを実感できたら、今度は支持してくれるひとのために発信することへと気持ちを切り替えてもいいですね。

ともかく、もはやSNSを抜きにしてネットは語れなくなっています。少しでも快適に使って余計なストレスを持たずに発信を続けていきたいです。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。