思い込みが激しいと、選択の幅が狭まる。ゼロベース思考を大切に

先日、これまで使っていたデスクトップパソコンを取り払いました。すると、色々と思い込みの壁が崩れていきました。

思い込みの激しさで、ひとつの選択に固執していた

それまでは、デスクトップパソコンが最も効率の良い作業環境だと思っていました。デスクトップにはデスクや、疲れない高価な椅子も必要。「デスクトップ・デスク・椅子」の三点セットがないと仕事が捗らないと思い込んでいました。

そうなると仕事に関しては、かなり不自由なことが起こります。外へパソコンを持って出かけても、「家に帰れば最高の環境があるのに」と思ってしまうんですね。そして少しでも家で作業ができそうなら、帰ろうとしてしまう。

いくら効率的に仕事ができるといっても、環境に縛られていては返って非効率になります。

ラップトップのみの作業で、選択の幅が急に広がる

デスクトップを取り払った今は、ラップトップのみで仕事をしています。基本的には家にあるソファに座り、膝の上にパソコンをのせて作業をしています。これで4,000字くらいのテキストを毎日書いています。

「デスクトップがないと、長いテキストは書けない」と思っていた自分はなんだったのでしょう。思い込みとは怖いです。

こうしてラップトップ一台で仕事をするようになると、かなり作業環境の幅が広がりました。極端なことを言えば、膝の上にパソコンをのせられたらどこでも効率を落とさずに作業ができるんですよね。

机や椅子があるカフェなどはもちろん、芝生であぐらをかきながらだって長文テキストを打てるでしょう。

公園でもできるし、車の中でもできる。「こうでなくてはならない」という思い込みを外せたことで、選択の幅が急に広がりました。

ゼロベース思考を意識して過ごす

ここまで書いてみて気づいたんですが、これって要は「ゼロベース思考」と同じことですね。ゼロベース思考については、コトバンクに以下のような説明がなされています。

「ゼロベース思考」とは既存の枠組みにとらわれず、目的に対して白紙の段階から考えようとする考え方の姿勢のことを指す。既存の枠組みでは、過去の事例や様々な規制などが思考の幅を狭くし、目的への最適な方法への到達を難しくなるため、「ゼロベース思考」で考えようとする姿勢が重要であるとされている。コトバンク

「過去の事例や様々な規制などが思考の幅を狭くし、目的への最適な方法への到達を難しくなる」とはまさに自分の状態です。

この思考に自分の例を当てはめると、「デスクトップPCがないと、効果的に作業ができない」という枠組みにとらわれていたことになります。

おそらく自分で気づいていないだけで、「こうじゃなきゃいけない」と思い込んでいるものは、まだかなりありそうです。自分の思考にとらわれていないかと、普段から意識するようにします。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。