「学びを結果に変える アウトプット大全」まとめレビュー

精神科医・樺沢紫苑さんの「学びを結果に変える アウトプット大全」を読んだので紹介します。

「学びを結果に変える アウトプット大全」まとめレビュー

本は三部構成です。

1 アウトプットすることで何が得られるか
2 アウトプットするための80のTips(ヒント)
3 アウトプットのトレーニング

アウトプット(出力)の反対語はインプット(入力)です。

入力は文字通り、脳へ知識を入れる作業です。本を読んだり、ひとの話を聞いたり、SNSで誰かの発言を聞いたりといったことです。いくら知識を入れても、変わるのは自分の脳内世界だけ。実際の世界は何も変化しません。

対して出力は、行動すること全てです。話をしたり、文章を書いたり、それらをネットで発信したり。これらは自己成長につながりますし、発信したものに注目が集まれば自分の状況が変わっていきます。

つまりアウトプットによってのみ、現実世界は変わるのです。

インプットアウトプットの比率は、3:7がベスト

インプットとアウトプットの比率はどのくらいがベストか。黄金比率は3:7です。インプットした分の2倍強アウトプットするイメージですね。

アウトプットにはフィードバックが不可欠。3割のインプットから7割のアウトプットをして、失敗した点をフィードバックしてもらう。そして気づいた部分を、次のインプットの材料とします。

そうして螺旋状にインプットとアウトプットを繰り返すことで、自己成長が可能となります。

身近な人へ経験を話すだけでも、十分なアウトプット

アウトプットと聞くと、「なにか文章を書かなくては」と構えるひとがいます。でも身近な人へ体験談を話すだけで十分なアウトプットです。

「うまく説明するためにどう話せばいいだろう」と考えるだけで脳は活性化しますし、体験そのものが「意味記憶」から「エピソード記憶」となって脳へ定着します。

書くことも、もちろん効果的です。メールやメモ書き、プレゼン資料など、書く機会は身近にあふれています。これらも意識的に行うことで、アイデアが浮かんだり内容の理解が深まったりします。

本の感想を書くことは、内容の深い理解へつながる

特にぼくが参考になったのは「本の感想を書く」ことです。たくさん本を読んでも、それが頭に残っていなければなんにもなりません。

「おもしろいと思った本は誰かに伝える(ブログに書く)」ことをマイルールにすれば、読んでいる途中で「これはどういう風に説明しよう」と意識が高まります。その結果、理解が深まるし、実際におもしろかった部分をまとめれば忘れなくなります。

「ひとに伝えたいかどうか」考えながら読めば、おもしろくない本の見切りも早くできそうです。

押し寄せる情報に流されず、自分のアウトプットを続ける

いまはネット上に情報が溢れています。下手するとインプットするだけで一日が終わります。押し寄せる情報をただ受け取っているだけでは、自分の世界は変わりません。

この本を読むとアウトプットのモチベーションが高まります。おすすめです。

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