サブスクリプションのミュージックサービスは、ずっとSpotifyを使ってきました。
でもちょっと飽きてきたので、試しにアップルミュージックを使用してみることに。
一週間くらいアップルミュージックを聞いてみましたが、現状ではSpotifyのほうがいいですね。
アップルミュージックとSpotifyを比べてみて、Spotifyのどういうところがいいのか。
この記事では、その理由を書いてみます。
結論を先に書くと、Spotifyのほうがレコメンド機能が優れています。
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SpotifyとAppleMusicの比較。ポイントはレコメンドの精度
音楽サービスを比べる際、聴ける曲数などが話題になります。
でもどちらも4000万曲とか5000万曲とか、途方もない数です。
そんな曲数は一生かかっても聴けないので、比較してもしょうがないですね。
ではどこで比べるか。
ぼくが注目したのは、「好みの楽曲を、自動で流してくれるか」。
つまり、レコメンド機能の精度です。
ミュージックアプリを使うと、最初のうちは検索で好きなアーティストを探して聴きます。
でも、毎回それをやるのはすごく面倒。
そのうち、アプリがピックアップするものを勝手に流すようになります。
この勝手に流す楽曲が、自分好みかどうか。
これによって、音楽サービスの快適度は大きく変わります。
ぼくはこの点で、アップルミュージックよりSpotifyが優れていると感じました。
「Discover Weekly」がとても良い
Spotifyのトップ画面には、自分の名前の特別コーナーが設けられています。
よく聴くアーティストの曲を集めた「Daily Mix」が6種類用意されているほか、趣向に合わせた「Discover Weekly」が毎週作られます。
この「Discover Weekly」が、かなりいいんです。
おそらくお気に入りボタンを押した曲や、よく聴く曲、スキップした気に入らない曲などデータを集計し、独自のアルゴリズムでプレイリストを作っているのでしょう。
週に一回、内容が変わるわけですが、感心するくらい好きな感じの曲ばかり流れます。
Spotifyを使っているときは、このプレイリストを週のはじめからヘビロテして、飽きたらホーム画面でおすすめしている別のプレイリストを適当に選んで聴いていました。
これを繰り返すだけで、作業時のBGMにはこと欠きません。
アップルにはパーソナライズしたプレイリストがない
一方、アップルミュージックは、ユーザー用の趣向に合ったプレイリストが見当たらないんですよね。
「For You」を見ると、アルバムやプレイリストを紹介してくれています。
アルバムはさておき、プレイリストはアップルが独自に作った既成のものばかり。
聴いてみると、好きな曲もあれば今一つの曲もある。
精度は、ユーザーごとにプレイリストを作るSpotifyよりかなり落ちます。
おすすめアルバムに良い感じのものもありますが、終わるたび選び直すのは面倒なんですよね。
音楽のサブスクリプションはこれからも使い続けます
ということで、アップルミュージックから、結局Spotifyへ戻りました。
Spotifyを使いはじめて、2年半くらい経っています。
Spotifyは蓄積したデータを元に、日々リコメンドを高めているわけで、別のサービスに移るのはやはり面倒。
もはやよほど強い動機がない限り、Spotify以外の音楽サービスは使わない気がします。
追記 Amazon Music HDへ移行しました
「もはやよほど強い動機がない限り、Spotify以外の音楽サービスは使わない気がします」と書いておきながら、2020年7月から、Amazon Music HDへ鞍替えしました。
高音質を体験したら、抜け出せなくなったんですよね。
Amazon Music HDのレビューは、以下に書きました。
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