海外一人旅で最初に行くのは、「憧れの国」か「難易度の低い国」か

「海外へ一人旅をしてみよう!」と思うと、2つの問題が出てきます。

おそらく誰しも「憧れの国」というのがあると思います。自分の場合はイタリアでした。

海外へ初めて、しかも一人で行ってみようと思ったとき、「憧れの国」へその気持ちのまま真っ直ぐに行ってみるか、それともとりあえず「難易度の低い国」へ行くことにするか。2つの選択で悩むひともいるのではと思うのです。

自分の答えとしては、「どちらでもいいのでは」という感じです。そのことについて書いてみます。

本当に行きたい国が遠くにある場合、予算の関係で躊躇する

おそらく「憧れの国」と「難易度の低い国」で悩む場合、予算の関係もあるように思います。いちばん行きたい国が韓国や香港など近場であれば、何の問題もありませんよね。

でも自分はイタリアが憧れの国でした。飛行機代だけで10万円以上は必ずします。4泊5日くらい滞在するとして、ホテル代や食費を含めると20万円近くはしてきます。

移動時間の長さもあるし、色々な不安もある。そう考えると初っ端からイタリアへ一人旅しようとはなかなか思えませんでした。

そこで自分のとった行動は、近場の香港へ行ってみることでした。香港であれば、LCCを使って2万円程度しか飛行機代が掛かりません。同じ4泊5日であっても10万円でお釣りが来ます。しかも英語圏ですから、まあ言葉も何とかなるだろうと思えました。

遠回りしたことで、好きな国を発見できた

人生は一通りしか経験できません。最初からイタリアへ行っていたらどうなっていたかはわかりませんが、まずは香港へ一人で行ってみたのは自分にとって悪くない選択でした。

小さなトラブルはいくつかありましたが、日本から近く英語圏、漢字表記もあるという安心感がありました。

その後も台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムとアジアを中心に旅を重ね、念願のイタリアへ渡ったのは海外一人旅を始めて3年後。

ちょっと引っ張りすぎた感はありますが…。それでもおそらく最初にイタリアへ行っていたら、ヨーロッパばかり旅することになったように思います。アジアをまわってみたことで、台湾やベトナムなど好きな国を発見することができました。

すでに台湾は2回行っています。どちらの国も、これから何度も訪れたいと思っています。旅が好きなものにとって、再訪したい国が増えるのはうれしいことです。

どちらを選ぶかは自分次第

という感じで、最初からあこがれの国を目指すのも素晴らしいし、遠回りしたとしても新しい発見があって無駄にはならない、というのが自分の意見です。

これから海外一人旅をしてみるひとは、参考にしてみてください。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。