何か思いついたら、即行動。自分と対話すると動けなくなる

「本ほどコスパの良いものはない」という話をよく聞きます。これはまったく同意見です。

自分独自の考えなどたかがしれています。何かについて疑問を持ったとしても、ほとんどの事柄はすでに先人の誰かが答えを出しています。解明されているなら、それが書かれた本を読めば時間を大幅に短縮できます。

そういう意味で、本は高くても2千円程度で手軽に知見を得られる、とても優れたツールです。

対話を始める前に行動を始める

今読んでいる本にも「なるほど、確かにそうだ」と思える部分がありました。その本は尾原 和啓さんが書いた「どこでも誰とでも働ける」です。

その中で、「思いついたことはすぐに始めたほうがいい」という話がありました。抜粋します。

思いついたら即行動、ができないのは、たいてい不安になって自分の中で対話を始てしまうからです。「あれで本当によかったのかな?」「もっと別のやり方があったんじゃないかな?」とつい心の中で対話を始めてしまうと、次の一歩を踏み出すのが難しくなります。

尾原 和啓. どこでも誰とでも働ける12の会社で学んだこれからの仕事と転職のルール

ともかく行動が先。小さくてもいいから始めてみる

この部分にとても共感しました。人間はともかく面倒くさがりです。行動そのものが億劫ですし、行動で失敗するリスクも発生します。

「失敗したら笑われてしまうかもしれない…」。思いついてから時間が経つほど、そんなネガティブな事象も頭をよぎり始めます。

「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、思いついたらともかく小さくていいから始めてみる。始めてみればその結果を次の機会へ活かせます。その経験をもとに次のチャレンジを実行する。この繰り返しで成果は得られるのです。はじめの一歩がないと、いつまでもゼロのままで物語ははじまりません。

自分に響くフレーズを求めて、たくさんの本に触れる

Twitterやフェイスブックなどにも参考になる話はありますが、文章自体が短くエッセンスだけしか得られません。しかもフロー型の情報ですから、読んだそばから流れていってしまいます。

それに引き換え本は少なくとも10万字ほどがあり、作者の背景を含め大きな文脈の中で語られます。自分に参考となる事柄があれば、なかなか忘れないように思います。

読んだ本の冊数を数えるのは何年か前にやめましたが、今年もたくさんの本に出会いたいですね。また良い本やフレーズがあればご紹介します。


金沢在住のフリーランス・ライター。2014年より海外への一人旅をはじめる。これまでに訪れた国は16カ国。旅に使っているカメラは、2016年秋に亡くなった写真家の伯父・富岡省三氏のHasselblad 500C/M。