海外の新しい都市へ来てしばらく過ごすと「ここに住んだらどうなるだろう」と夢想してしまいます。
移住とまではいきませんが、半年とか一年とか短い期間で暮らせるかどうか。そんな視点で街を見ます。
これまで旅してきた16カ国の中で、「この街は住んでみたいな」と思う視点で3つの都市を取り上げてみました。
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小ぢんまりとしたイタリアの都市・ボローニャ
1つ目はイタリアのボローニャです。ボローニャはイタリア北部の小ぢんまりとした街です。
ボローニャ風スパゲッティはここの名物。詰め物パスタのトルテッリーニも有名ですね。
ここには2泊しただけですが、良い印象しかないです。イタリアをまわろうと思うとどうしても観光都市が中心になります。でもボローニャは観光地もそれなりにありつつ、学生の街といった印象があります。
古く印象的な街並みでありながら、食べ物はおいしく行き交うひとも落ち着いていました。観光客で混雑することもなかったです。
そこまで都会ではないし、かといって田舎でもない。「住みやすそうな街だな」とすぐに思いましたね。
海沿いの美しい街、ポルトガル・ポルト
2つ目はポルトガルのポルトです。ここも2泊だけしました。
ポルトは海がすぐ近くにあります。海やドゥエロ川の河口付近は車も通れない細い坂道ばかり。どれだけ歩いても飽きることがありません。
気候は温暖で物価も安い。食堂でお腹いっぱい食べても800円程度でしたよ。
この街を離れるときは、2泊の予定を後悔しました。「いっそのこと一ヶ月くらい暮らしてみたいな」と思いました。ポルトは必ず再訪します。
食べ物が美味しく住みやすそう、台湾・台南
最後は台湾の台南です。台南も2泊だけの滞在だった気がします。
台湾は好きな国で、台北・台中・台南・高雄と中心都市を一通りまわりました。その中でも台南がいちばん肌に会いました。
台南の特徴は、昔ながらの街並みが残っているところです。歩いていると懐かしい気持ちになります。子ども時代を思い出すんです。
街のひとは愛想良くありませんが、誰もがとても親切です。もちろん食べ物は美味しいです。朝は住民の多くが屋台で朝食をとっていました。ぼくも人気店の牛肉スープのお店に並び朝食を食べました。美味しかったです。
「気候・食べ物・物価」の3つが住みたいと思う都市の基準
住みたいと思う都市の特徴を上げてみると、
・気候が温暖
・食べ物が美味しい
・物価が安い
このあたりに落ち着きそうです。
そう思うとヨーロッパの北部は厳しいかな。どこも物価が高く気候も寒いですから…。
これからも「この都市には住めるかな」そんな視点を持って、色々な国を訪れていきます。
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