都会から地方へ移り、ぼくは軟弱になった

「もやしっ子」という言葉があります。近ごろ使うのかわかりませんが、自分が小さいころ「ひ弱なやつ」の意味で使われていました。

自分の住んでいた田舎の小学校に都会から転校生が来ると、「都会からきたもやしっ子!」と馬鹿にされていました。

都会にいる子どもはビルに囲まれて温室育ち。その点、田舎の子は山や川で遊んで自然に親しみたくましい、そんな風に対比構造を作っていたんですね。

でもこれって間違っていたと気づきました。

人や車、歩く距離が段違いに多い

地方に住んでたまに東京へ出てくると、ものすごく消耗します。

東京はひとが多いです。地方に比べ圧倒的な多さ。都会の駅は、地方のお祭りがずっと行われているようなもの。久しぶりに東京へ来ると、ひとにぶつからず自分のペースで歩くことが至難の業です。

車も多いですね。地方は車社会なのでそこそこ台数がいますが、都会はその比ではないです。車が多ければその分、騒音もします。街を歩いていると騒音で脳が疲れてきます。

あとは歩く距離が段違いです。地方は車移動がほとんど。個人差はあるでしょうが、一日に一万歩未満のひとがけっこういるはず。でも東京に来て普通に移動していると、あっという間に一万歩をオーバーします。地方の人に比べてよほど足腰が強そうです。

地方に移り住んで、体も精神も弱くなった

こんな風に現実を見てみると、よほど都会のひとの方が体も精神も強いと思うんですよね。都会のひとを「もやしっ子」と呼んでいたのを恥ずかしく思います。

ぼくは10年くらい東京に住んでいました。その時は特に支障なく毎日を過ごしていました。それが地方の生活に慣れきってから少しばかり東京で過ごすと、ものすごく疲れてしまいます。地方に住むことで、「体も精神も弱くなった」と感じました。

東京に住み、働いているひとはすごいです。住んでいるときには気づきませんでしたが、地方へ移り住んで改めて思いましたね。