自動翻訳で精度の高いおすすめサイト・DeepLの紹介

DeepL

このサイトは、かなり優れものです。

自動翻訳はこれまで、ほぼグーグル翻訳の一択でした。
しかし、ここに来てその流れは一変です。
ドイツで誕生したDeepLが、3月19日に日本語対応をスタートしました。

DeepL翻訳が日本語と中国語を習得
https://www.deepl.com/blog/20200319.html

翻訳精度の高さと違和感の少ないこなれた翻訳で、外国語の解読が相当スムーズになります。

そこでこの記事では、DeepLの翻訳精度と、ウェブ版とMac用アプリの使い方をご紹介します。

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自動翻訳で精度の高いおすすめサイト・DeepLの紹介

グーグル翻訳との比較

では、グーグル翻訳と比較してみましょう。

以下の文章は、英語版ウィキペディアでSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ)を調べてみたもの。
そのなかの、一文を抜き出しました。

On July 1, 2008, a US$7 billion class action suit was filed against several members of the Apple board of directors for revenue lost because of alleged securities fraud.

From Wikipedia, the free encyclopedia

これを、グーグル翻訳で訳すとこんな感じ。

2008年7月1日、アップル社の取締役会メンバー数名に対して、証券詐欺の疑いにより失われた収益を理由に、70億米ドルの集団訴訟が提起されました。

まあ、内容はわからなくもないですが…。
「証券詐欺の疑いにより失われた収益を理由に」がいかにも機械翻訳で、すんなり頭に入ってきません。

そこで、同じ英文をDeepLで訳してみます。

2008年7月1日、Appleの取締役会のメンバー数名を対象に、証券詐欺の疑いがあるとして、70億米ドルの集団訴訟が提起されました。

同じ部分が、「証券詐欺の疑いがあるとして」とすっきりしています。
その結果、全体的に滑らかな文章となっているのが、おわかりになるかと思います。

DeepLは、このくらいこなれた訳文がほんの数秒で出てきます。

無料で使う場合、一度に翻訳できるのは5000文字まで。
英語のウェブサイトを見るくらいなら、それで十分に使えますね。

こなれた訳文は、脳の負担が少ない

グーグル翻訳の「意味がわからなくないけど、読みづらい文章」を読むと、脳内で滑らかな日本語に置き換えながら読むことになります。
これが結構、意思の力を使うんです。

もちろん、英文を読むより労力は少ないのですが…。
それなりに疲れてしまうのも事実。

これが(完璧とはもちろん言えないまでも)DeepLくらい滑らかな訳文になれば、脳の負担が減ります。

負担が減れば英文をたくさん読みたくなり、情報取得が捗る。
そんな好循環が生まれます。

ウェブ版の使い方

原文をコピペするだけ

では、DeepLウェブ版の使い方をご紹介します。
基本的に、グーグル翻訳と同じです。

訳したい外国語をウェブ上でコピーし、DeepLの翻訳メニューを開きます。

DeepL

左のテキストボックスに、コピーした文章をペースト。
すると数秒で、訳文が右のテキストボックスに表示されます。

左のテキストボックスにコピペする際、言語を指定する必要はありません。
AIが自動で言語を認識し、指示された言語で訳してくれます。

一度に翻訳できるのは、5000文字まで。
それ以上ある場合は、分けて読み込むようにしましょう。

文書ファイルを丸ごと翻訳できるようだが…

DeepLには、文書ファイルを丸ごと翻訳できる機能が備わっています。

対応する文書の形式は、無料の場合はワードとパワポの2つ。
ただ試してみましたが、日本語文章だけのプレーンなものを選択しても、エラーが出てしまいました。

DeepL

バグなのか、無料プランは文書翻訳できないのか。
ウェブページを読んでも、その原因はわかりませんでした。

Mac用アプリの使い方

DeepLには、WindowsとMac用のアプリがあります。

ウェブサイト右上の「Macにダウンロード 無料!」をクリックすると、自動的にダウンロードがスタートします。
早速、Mac用アプリをダウンロードしてみました。

使い方は簡単で、例えばSafari上で訳したい英文があったとします。
文章を選択し、commandキーを押しながら、Cを2回押します。
するとメニューバーのアイコンからポップアップウィンドウが出現し、原文と訳文が表示されます。

DeepL

ジョブズが養子に出された、悲しい部分を訳してしまいました…。

アプリの操作自体は簡単なんですが、反応するときと反応しないときがありましたね。
反応しない場合は、アプリを再起動すると正常に戻りました。

アプリの挙動は、まだ不安定な気がします。

DeepL Proと呼ばれるプロプランとは?

ちなみにDeepLには、「 DeepL Pro」というプロプランがあります。
個人向けプランは、年払いの場合・月額5.99ユーロ〜。

プロプランに加入すると、セキュリティアップ、文字数制限なし、文書翻訳の数がアップなどの特典があるようです。

30日間は無料体験が可能とのこと。
外国語の文書を日常的に扱うかたは、試しにプロプランに加入しても良いかもですね。

日本語以外の文章から、どんどん情報取得

「英語はAIがやってくれるから、もう覚えなくて良くなる!」そう言われ始め、数年が経ちました。
いよいよそれが、現実味を帯びてきました。

そもそも日本語は、日本人だけが使う世界的にマイナーな言語です。
英語の文章のほうが、比較にならないぐらい情報が豊か。

DeepLを使って、英文など外国語の文章からどんどん情報を得ていきましょう。

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写真家だった伯父の中判フィルムカメラ、HASSELBLAD 500C/Mで写真を撮っています。 このブログでは好きなガジェットや、使いやすいウェブサービスのことを書いています。@nishidekoichiro