Macには、コントロールキー(^)と組み合わせるショートカットキーが、いくつも用意されています。
その存在を知りつつも、これまで覚えるのが面倒で使っていませんでした。
ショートカットと言えば、コピペくらい。
カーソル移動など、カーソルキーやマウスでやっていたんですよね。
それが試しにコントロールキーのショートカットをやってみたところ、ものの半日で手が覚えて、テキスト入力が一気に速くなったんです。
Macでテキストを打つ人は、ぜひ覚えてほしいなと思いました。
そこでこの記事では、Macで大量のテキストを打つ人へ向けて、コントロールキーと組み合わせた厳選ショートカットを7つお伝えします。
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Macのテキスト入力で必ず覚えたい、厳選ショートカットキー
実際にショートカットをご紹介する前に…。
おそらくこの記事を読んでも、実際にやってみるひとはわずかだと思います。
新しいやり方を覚えるのは面倒ですし、マウス操作で特に問題もないわけですから、モチベーションがなかなか生れません。
なのでまずは、「コントロールキーのショートカットを覚える必要性」について語りたいと思います。
マウスを持たなくなるのでスピードアップ
そもそもなぜショートカットキーが存在するかと言えば、マウスを持つ回数を減らすためです。
マウスは万能なもので、文字入力以外のあらゆる操作ができます。
パソコンの前に座ったら、習慣でマウスを握る人がほとんどでしょう。
ただマウスの欠点は、キーボードから手を離す必要があることです。
少なくともテキストを書いている間、まったくマウスを持たなくすれば必然的にスピードはアップします。
ホームポジションから動かさなくなるのでスピードアップ
マウスだけではありません。
カーソルキーやデリートキーをショートカットに置き換えれば、ホームポジションから手を動かさなくなります。
これが意外と大きい。
デリートキーやカーソルキーは頻繁に使うものですから、ホームポジションから手を離す回数が多くなるんです。
ショートカットキーを覚えるとホームポジションから各キーへの移動がまったくなくなるので、こちらもまた必然的にスピードアップが達成できます。
つまり文字入力のスピードアップするうえ、ストレスが減って快適になる
つまりコントロールキーのショートカットを覚えると、かなりのスピードアップが達成できる上、快適度もアップするんです。
なんかドヤ顔で書いているみたいで恐縮ですが、ぼくもついこの間からコントロールキーのショートカットを使用し始めたばかり。
あまりに快適なので、多くの人へお伝えしたいと思っている次第なんです。
コントロールキーとのショートカットを覚えていない人は、この機会に試してほしいなと思います。
まずはこれだけ覚えよう。バックスペースのショートカット
といっても、一度に大量のショートカットを書かれたら、やる気が出てきません。
そこでまずは「これだけでも覚えてほしい」と思うものをご紹介します。
それはバックスペースです。
バックスペースは、コントロールキー(^)+Hで行えます。
【バックスペース】
コントロールキー(^)+H
バックスペースキーは、ホームポジションを動かす必要がある
通常、削除が必要なときは、バックスペースキーを打つはずです。
でもバックスペースは、キーボードのいちばん隅に配置されていることが多いです。
ブラインドでも場所がわかるよう配慮しているわけですが、打つためには左手のホームポジションを移動させざるを得ません。
コントロールキー(^)+Hは、生産性アップに効果的
削除はしょっちゅう行なう動作です。
そのたびにホームポジションを動かしていては、ものすごく時間を無駄にしてしまいます。
コントロールキーとHとの組み合わせを手に覚えさせるだけで、かなりの時間短縮になります。
この記事を読んだからには、これだけでも覚えて帰ってください。
カーソル移動をショートカットで楽にする
次は、カーソル移動をショートカットに置き換えましょう。
カーソル移動は、カーソルキーかマウスを使うことが多いと思います。
でもこのどちらも、ホームポジションから手を離す必要が出てきます。
しかもカーソル移動もまた、頻繁に行う動作。
ショートカットを覚える効果が高いです。
ひと文字ずつの移動
カーソルを文章上で動かすとき、使用頻度の高いのが一文字ずつの移動です。
前後の移動は、以下のショートカットで実現できます。
【一文字、前へ移動】
コントロールキー(^)+F
【一文字、後ろへ移動】
コントロールキー(^)+B
唐突にFやBと言われても覚えにくいですね。
Fはforward(前方)、Bはbackward(後方)の略です。
文字移動のショートカットも、ホームポジションを固定したままできるので便利です。
一行ずつの移動
行の移動も頻繁に行う動作です。これらは、以下のショートカットで実現できます。
【一行、上へ移動】
コントロールキー(^)+P
【一行、下へ移動】
コントロールキー(^)+N
こちらもNやPが何の略かを知ると、覚えやすいと思います。
Pは、Previous(以前)。Nは、NEXT(次)の略です。
文末と文頭への移動
最後に、文頭や文末へ一瞬で移動するショートカットです。
【文頭へ移動】
コントロールキー(^)+A
【文末へ移動】
コントロールキー(^)+E
Aはアルファベットの先頭の文字ということで、割り当てられているようです。
Eは、END(終わり)の略です。
厳選ショートカットキー一覧
今回ご紹介したショートカットを、表にまとめました。
バックスペース | ^+H |
一文字、前へ | ^+F |
一文字、後ろへ | ^+B |
一行、上へ | ^+P |
一行、下へ | ^+N |
文頭へ | ^+A |
文末へ | ^+E |
ショートカットを覚えると、文章を打つのが楽しくなる
実際にはもっとショートカットがありますが、特に覚えると効果的と思ったのは、今回ご紹介した7つです。
どうでしょうか、「7つくらいなら、ちょっと使ってみようかな…」と思えてきたでしょうか。
前述したとおり、これらのショートカットを覚えると、生産性が上がるとともに快適度もアップします。
快適になると、文章を打つのが楽しくなる。
それでまた生産性が上がっていくと、いいことばかり。
指が覚えるまでがストレスですが、やってみるとわりと短時間で慣れてしまうと思います。
特に「コントロールキー(^)+h」のバックスペースを覚えてしまうと、本当に楽になります。
ぜひやってみてください。
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