楽天モバイルを地方で使用。電波がつながらず、メイン回線にはまだできない印章

公開日 2020-12-02 最終更新日 2021-04-08

iPhone12Pro Maxを購入したのを機会に、楽天モバイルに加入しました。
使いはじめて20日くらい経ったので、感想を書きます。

結論から言えば、使える場所が限られていて、現状、メイン回線にはできない印象ですね。

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楽天モバイルを地方で使用。電波がつながらず、メイン回線にまだできない

まずは、楽天モバイルの説明を簡単にしてみます。

楽天モバイルとは、その名の通り楽天が始めた携帯電話の通信サービスです。
ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに加わり、「第4のキャリア」と呼ばれています。

特徴は以下の3つ。

  1. 料金体系がシンプル
  2. eSIMが使える
  3. 楽天のポイントで優遇を受ける

特徴1. 料金がシンプル

携帯電話の料金体系は、わかりにくいものが多いです。
楽天モバイルの現状のプランは、Rakuten UN-LIMIT Vのひとつのみ。
とてもシンプルです。

Rakuten UN-LIMIT Vの内容は、以下になります。

  • 月額3,278円(税込)
  • 楽天回線は4G・5Gとも使い放題
  • パートナー回線(au)を月5GBまで使える(使い切ったあとは、1Mbpsに)
  • アプリ「 Rakuten Link」の使用で、スマホ・固定回線の通話と国内SMSが無料でできる
  • 海外でのデータ通信が、2GBまで無料(使い切ったあとは、最大128kbps)
  • 海外指定66の国と地域へのSMSが無料

平たく言えば、月額3,278円で国内の通信・通話が使い放題になる感じ。
かなりお得なサービスですね。

新規加入のお得なキャンペーンを実施中

さらに楽天モバイルの加入には、キャンペーン特典がふたつあります。

【2つのキャンペーン】
1. プラン料金が一年間無料(加入者300万人まで ※2021年4月7日でこのキャンペーンの受付が終了となるようです)。
2. 申し込みすれば楽天ポイント7,000円分還元、スマホ本体の購入で最大20,000円分のポイント還元(2021年2月2日8:59まで)。

事務手数料も無料なので、新規・乗り換えのどちらも気軽に行えますね。

【追記】キャンペーン後は、新規加入で3カ月間無料サービスを行っています。

2の楽天ポイントの取得には、2つ条件があります。

  1. 初めて楽天モバイルに申し込んだ人
  2. 申し込んでから翌月末日までに、Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話と1回以上のメッセージ送信をする

特徴2. eSIMが使える

携帯電話を使うには、SIMカードが必要です。
eSIMとは物理的なカードがなく、スマホ本体にSIMが内蔵されている状態です。

eSIMに対応しているスマホであれば、SIM情報を書き込むことで、通信会社の通話やネットを使うことができるんですね。

楽天モバイルは、SIMカードかeSIMかのどちらかを選べます。
eSIMを選べばSIMカードの抜き差しをすることなく、設定とプロファイルのダウンロードでスマホが使えるようになります。

eSIMのメリット

eSIMが使えると、SIMカードスロットルに別のSIMカードを入れられます。
例えば、音声通話はSIMカードにして、ネット回線はeSIMにする。
一台のスマホで、そんな使い分けができます。

実際にぼくは、iPhoneに楽天モバイルのeSIMとOCN モバイル ONEのSIMカードを入れることにしました。
これでネット回線は使い放題の楽天モバイルに、通話は格安SIMのOCN モバイル ONEで使えています。

eSIMとSIMカードを使うと、主回線と副回線を選ぶ必要がある

eSIMを設定した上でSIMカードを入れると、「デフォルト回線」と「モバイル通信回線」の選択画面が出ます。

デフォルト回線とは、電話を使う回線です。
モバイル通信回線とは、データ通信を使う回線です。

ぼくの場合は、デフォルト回線をOCN モバイル ONEに、モバイル通信回線を楽天モバイルにしました。
その結果、設定のモバイル通信の画面に、主回線と副回線の表示が出て、右上のアンテナ部分に電波の表示が2つ出ました。

楽天モバイル

特徴3. 楽天のポイントで優遇を受ける

楽天モバイルを使用すると、楽天市場でのポイント取得が1倍ふえます。

楽天市場は、条件によって取得ポイント率が変わってくるんですよね。
例えば、楽天の会員であれば、無条件に1倍。
楽天カードで支払えば、2倍。
楽天市場アプリを使って買えば、0.5倍。

こんなふうに、ポイントが積み上がっていきます。
楽天モバイルを使えば、この倍率が1倍増えるというわけです。

iPhone12Pro Maxは、問題なくeSIMで開通できた

ということで、先日、SIMフリーのiPhone12Pro Maxを買った際に、楽天モバイルのeSIMを申請しました。

ただ、電波がどのくらいつながるか不安です。
そのため電話番号の乗り換えはせず、新規加入にしておきました。

ウェブ上で申し込みを行なうと、5日ほどで設定の説明書のみが到着(eSIMのため、カードは届きません)。
読みながら操作していき、無事、回線がつながりました。

使いはじめて20日間の感想

執筆時点で、使いはじめて20日くらい経ちました。

感想は、率直に言って「メイン回線にはできない」です。

楽天モバイルのサービスエリアを見ると、金沢市中心部はほぼ網羅していました。
通常の生活なら大丈夫かなと期待しましたが、接続が悪く難しい印象です。

エリア内でも速度にばらつきがある

ぼくの住んでいる場所は、金沢市のほぼ中心部です。
楽天モバイルのエリアによると、きちんとカバーしています。

楽天モバイル
濃いピンクが執筆時現在のエリア範囲内(楽天モバイル公式サイトより)

確かに歩きながら色々な場所で計測してみると、下り100Mbps・上り20Mbpsくらい出ます。
「お、このくらい出れば十分」と思いつつ中心部から1キロばかり外れると、下り上りとも10Mbps前後に落ちてしまうんですよね。

おそらく基地局の数が少ないのでしょう。
エリア内であっても、速度にばらつきがあります。

圏内のはずが、電波をつかまない

速度にばらつきがあっても、エリア内で10Mbps出れば、ほぼ不便はありません。

ただどういうわけか、公式サイトで楽天モバイルの圏内になっているのに、電波を捉えられない現象がよく起きます。

街の中心部周辺ならまず大丈夫ですが、車で少し中心部から外れると電波を掴まなくなってしまうんです。

普通に使うと、早々にパートナー回線を使い切ってしまう

楽天モバイルは、楽天の回線がつながらなければ自動的にパートナー回線へ切り替わります。
切り替わっているかどうか、利用者には確認できません。
そのため金沢の中心部から外れても、普通に楽天の回線が使えているものだと思っていました。

でも実際は、エリア内であってもパートナー回線に切り替わっていたようです。
上限の5GBを一週間くらいで使い切ってしまいました。

その後は、楽天回線のエリア内でも、パートナー回線の1Mbpsでの運用になる始末。
「これはちょっと厳しいな」と思いましたね。

基地局の数が足りていない?

推測ですが市の中心部は、どこでもつながるくらい最低限の基地局を整備しているのだと思います。
それが少しでも中心部から離れると、極端に基地局の数が少なくなるのでしょう。

理論上はエリア内であっても、あまりに電波が弱いため、パートナー回線が優先されてしまう。
現状は、そんなところなのかなと思います。

まとめ

楽天モバイルは、2020年4月8日に正式サービスがはじまったばかりの新しい回線です。
基地局が少ないのは、いわば織り込み済み。

一年間の使用料の無料キャンペーンを行っているのも、「一年後には、エリアがかなり拡大する」と見込んでのものでしょう。
今の状態で月額料金を取ってしまっては、悪いイメージだけが残って、誰も使わなくなってしまいます。

現状でメイン回線には使えないイメージですが、サブで使うぶんには使用料も無料でリスクはありません。
とりあえず、一年間は使ってみることにします。

一年後に電波が良くなったら、ナンバーポータビリティで改めてメイン回線にしてみる予定です。

以上、楽天モバイルの感想でした。
特に地方都市で運用を考えている人に、この記事が参考になれば幸いです。

使用して3カ月の感想を書きました

楽天とAmazonの比較記事を書きました

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