【ブログ考察】長く読まれる記事と、アクセスの集まる記事との違い

公開日 2021-01-03 最終更新日 2021-04-02

ブログを書いていると、長い期間に渡って読まれる記事と、すぐにアクセスが集まるけど廃れてしまう記事があることに気づきます。

この2つにはどういう特徴があるのか、考えてみました。

結論から言えば、以下の2つが言えそうです。

  • 扱っているテーマの主語が大きいほど、長く読まれる記事になりやすい
  • 扱っているテーマの主語が小さいほど、短期間アクセスされる記事になりやすい

では、詳しく解説していきます。

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【ブログ考察】長く読まれる記事と、アクセスの集まる記事との違い

検証の題材として、まずは当ブログでもっともアクセス数のある記事を取り上げます。

その記事とは、2020年1月26日に書いた『Apple TV+のキャンペーンで一年間の無料体験。解約の方法と実際に見てみた感想』です。

Apple TV+の主語の大きさとは

ブログの記事への90%以上は、グーグル検索からの流入です。
そのため、「検索される主題の質に関係があるのでは」と仮説を立ててみます。

主題(主語)には、対象範囲の大きいものと小さいものがあります。
この「主語の大きさ」に、記事の性質を左右するポイントがありそうです。

取り上げた記事の主題は、「Apple TV+の無料体験」です。
そこで「これより大きい主語は、なんだろう」と考えてみると、「Apple」という会社や、「IT」という業界名が思い浮かびます。

その逆に、「Apple TV+の無料体験」より小さい主語を考えると、「AppleTV+の作品一覧」や「作品ごとの解説」などがあります。
図にすると、以下のように表せられます。

IT業界 > Apple > 製品 > サービス > AppleTV+ > 無料体験のオプション > 作品一覧 > 作品ごとの詳しい解説

このあとの説明をわかりやすくするため、アルファベットをつけます。

(A)IT業界 > (B)Apple > (C)製品 > (D)サービス > (E)AppleTV+ > (F)無料体験のオプション > (G)作品一覧 > (H)作品ごとの詳しい解説

主語が大きいと、抽象度が高くなる

記事の内容は「Apple TV+の無料体験」なので、(F)にあたります。
これより左に行くと主語が大きくなり、右に行くと主語が小さくなります。

左へ行けば行くほど、「(A)IT業界」や「(B)Apple」など、テーマの範囲が広くなっていきます。
それらを題材に記事を書くと、全体を表すため抽象的な話にならざるを得ません。
その結果、でき上がった記事は普遍的な内容になり、時間が経っても風化しにくいです。
つまり、長く読まれる記事となります。

ただし、主語が大きくなると当然ながらその背景も広くなり、資料をたくさん集める必要がでてきます。
ベースとなる知識の量も不可欠で、破綻なく読ませるための構成力も要ります。
執筆の難易度は、おのずと上がりますね。

大きい主語の考察をまとめます。

  • 主語が大きいと、内容は抽象的になる
  • 主語が大きいと、内容は普遍的になる
  • 普遍的なため風化しにくく、長く読まれる記事になる
  • ただし、執筆の難易度はアップする

主語が小さいと、具体的になる

その逆に右へ行けば行くほど、「(G)作品一覧」や「(H)作品ごとの詳しい解説」など、主語は小さくなります。

「(H)作品ごとの詳しい解説」に主題を絞ると範囲は一気に狭くなり、より具体的になりますね。
その結果、でき上がった記事は特殊な内容になり、範囲が狭い分、検索で上位表示を狙えるでしょう。
つまり、大きな主語に比べ、よりアクセスを集めやすい記事ができあがります。
背景も限定的なため資料は少なくて済み、執筆の難易度は下がると思います。

小さい主語の考察をまとめます。

  • 主語が小さいと、内容は具体的になる
  • 主語が小さいと、内容は特殊になる
  • 特殊なため検索で上位を狙え、短期間でアクセスを集められる
  • 執筆の難易度は低い

もう一つの例として、iPhoneの記事を分析

主語の大小によって、記事の性質が変わるのがわかってきました。
ではもう一つの例として、ぼくの書いたiPhoneの記事を取り上げます。

現状でのiPhoneの主語の大きさを、以下のような図にしてみました。

(A)IT業界 > (B)Apple > (C)製品 > (D)iPhone > (E)iPhone12 > (F)iPhone12Pro Max > (G)純正ケース > (H)シリコーンケース

シリコンケースでアクセスを集めているが…

ぼくは新しいiPhoneの発売にあたり、「(F)iPhone12Pro Max 」と「(H)シリコーンケース」の記事を書いています。

「(F)iPhone12Pro Max 」は過当競争のため検索上位を取れていませんが、「(H)シリコーンケース」はかなり主語が小さいため、一定のアクセスを取れています。

ただ、来年、再来年はどうでしょうか。
同じように「iPhone12Pro Max のシリコンケース」の記事がアクセスを集められているのでしょうか。

4年前の記事で、いまだに読まれているものがある

一方、4年前に書いたApple関連の記事で、いまだにアクセスのあるものがあります。
それは以下の記事です。

この記事に関連する主語を表すと、以下のようになります。

(A)IT業界 > (B)Apple > (C)製品 > (D)iPhone7 > (G)純正ケース > (H)シリコーンケース

この記事自体は、正直言ってたいしたことを書いていないんですが(がんばれ、過去の自分)、取り上げている主語は「(B)Apple 」や「(C)製品」と、わりと大きめのものを選んでいます。

iPhone7について書いていたら、今ごろなんのアクセスもなかった

記事執筆当時は、iPhone7が発売されていました。
もしこの記事でiPhone7や使っているケースについて詳しく書いていたら、いまだにアクセスが取れているでしょうか。
iPhone12の出ている現在となっては、ほぼアクセスはないでしょう。

つまり『アップル製品の連携が便利すぎる【抜け出せない】』という4年前の記事がいまだに読まれているのは、その主語が比較的大きなものだからとわかります。

まとめ

記事には、長く読まれるものと、短期間にアクセスを集めるものがあります。
その2つの違いは、題材にしている主語の大きさです。

主語が大きいほど、記事は長く読まれやすくなります。
その反対に主語が小さいほど、短期間にアクセスを集めやすくなります。
ブログで記事を書く際には、「この2つの性質がある」と知っておくと戦略が立てやすいです。

ブログの成長度合いで、記事を書き分ける

例えば、ブログ立ち上げから間もないときは、まずはアクセス数を稼いでドメインパワーを上げることが先決です。
そのため、短期間でアクセスを集められる「主語の小さいもの」を集中的に書くと、成果をあげやすいです。

ブログが軌道に乗って、ある程度アクセスが取れてきたら、今度は「主語の大きなもの」を意識的に書いていったほうが良いでしょう。
主語が大きく長く読まれる記事を徐々に増やしていき、アクセスの安定した資産価値の高いブログを目指すわけです。

こうして主語の大きさによる記事の性質の違いを理解すると、その日の気分でテーマを考えるより、ブログの価値を効率よく高められると思います。

以上、長く読まれる記事と短期間にアクセスを稼ぐ記事の考察でした。
参考になれば幸いです。

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