旅行記を書くと、村上春樹さんのヨーロッパ旅エッセイ「遠い太鼓」を思い出す

ヨーロッパ旅行中にnoteへ書いていた日記の続きをアップしました。あと数回で終わるところで風邪を引いてダウン。そのまま放置していたので、もう少し続きを書いて終わる予定です。 旅行記を書くと、そのときの景色を鮮明に思い出す この旅は去年12月から翌1月の2ヶ月間に渡って行きました。いまは4月下旬なので、日本へ帰ってから3ヶ月弱が経とうとしています。 それだけ期間が空いていても、旅行記を書き始めると旅…...

読みやすく、読みやすく、読みやすく

この1年くらいで、文章に対する考え方がかなり変わってきました。ともかく書く際に考えるのは、「読みやすく、読みやすく、読みやすく」です。 それは文体だけではありません。余白を多く取るというのも必要だと思ってきています。 小説ばかり読んでいたころは、隙間なくぎっしり文字で埋めるのが好きでした。その方が読み応えあるし、知的に見えると思ったんです。余白だらけのスカスカの文章は、ページ数稼ぎに見えました。 …...

映画「君の名は。」と村上春樹さんの小説の共通点

※この文章には、映画「君の名は。」のネタバレが含まれています。 先日ベトナムへ行った時に、行きの飛行機で「君の名は。」を観ました。前の座席の背もたれに液晶画面がついていて、色々な映画を観ることができたのです。その中に「君の名は。」がありました。一度、劇場へ足を運んでいるのですが、再び観てみることにしました。 劇場で観ているときもそうでしたが、物語の中盤から涙が止まらなくなってきます。隣の席の人に変…...

「騎士団長殺し」を読み終わりました

今日、村上春樹さんの「騎士団長殺し」を読み終わりました。率直に言って、おもしろかったです。「1Q84」を読んだ時は、「もうこの人の長編小説を読むのはやめよう」と思いました。単純に読むのが苦痛でした。時間のムダだと思ったのです。 「騎士団長殺し」は「1Q84」に比べると数段おもしろかったです。いや、おもしろかったという言葉は適切ではないかもしれません。「1Q84」もおもしろいと言えば、わけがわからな…...

「騎士団長殺し」の1巻をようやく読み終わります

今日は村上春樹さんの「騎士団長殺し」を1時間くらい読みました。これでほぼ1巻の終わりくらいまで来ました。 内容的にすごくおもしろいと思います。それでも読むスピードが遅いですね。Amazonで購入履歴を確認したところ、3月1日に買っていました。ひと月以上かかって、ようやく1巻を読み終われる感じです。 本を読むスピードは早いほうだと思いますが、この小説はどうして読むのが遅いのか。そう考えてみたら割とす…...

「騎士団長殺し」を1/4くらい読みました

村上春樹さんの「騎士団長殺し」をごくゆっくりとしたペースで読み進めています。第一部の半分まできました。この小説が第二部で完結するのなら、全体の1/4ほどを読んだことになります。 まだ途中なのでネタバレも何もありませんが、内容に少し触れると、主人公の住んでいる家のすぐ近くに井戸のような大きな穴があり、そこを開けて中へ入ってみたところまで話が進んだ感じです。「これから色々なことが起こるぞ」という思わせ…...

「騎士団長殺し」を買って読んでみることにしました

今日の夕方、本屋に立ち寄ると、村上春樹の新刊が平積みされていました。僕は「1Q84」を読んで村上春樹の新刊に対しつくづく失望してしまい、以来、新しい小説が出てもまったく読みたい気が起こりませんでした。「羊をめぐる冒険」や「ノルウェイの森」、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」、「ねじまき鳥クロニクル」など素晴らしい長編小説をリアルタイムに読み続けてきた読者として、これ以上、彼の小説でが…...

村上春樹についての個人的な備忘録 その4

しばらく間が空いてしまったけれど(一年以上も!)、村上春樹の作品について自分の読書遍歴を思い出しながら書いてみたい。 ◇ ◇ ◇ 以前の記事はこちらです。 村上春樹についての個人的な備忘録 その1 村上春樹についての個人的な備忘録 その2 村上春樹についての個人的な備忘録 その3 ◇ ◇ ◇ 「羊をめぐる冒険」を読み終わった後に何を手に取ったのか、あまり覚えていない。たぶん「ダンス・ダンス・ダンス…...

村上春樹が人気のある理由

村上春樹の1997−2011までのインタビュー集である「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」をもう少しで読み終わる。 文庫本で600ページ近くもある相当な文字量の本で、しかも内容がかなり濃密なので中々読むのが進まなかった。「インタビューにほとんど応じない」と言われている村上春樹だけど、その分、エッセイはたくさん書いている。読者としてはしょっちゅう村上さんの発言を耳にしているような感覚にはなってい…...

村上春樹についての備忘録 その3

「カンガルー日和」と平行して、デビューから第二作目である「1973年のピンボール」、そして三部作の最終章である「羊をめぐる冒険」と読み進めた。「1973年のピンボール」は、「風の歌を聴け」の主要人物である僕と鼠の章が平行して同時に進んでいく形式を取っている。 そのやり方は後の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」や「海辺のカフカ」、「1Q84」でも見られた形式であるが、「1973年~」は「…...