つまらないビジネス書は、1/3で読むのをやめる

公開日 2019-03-12 最終更新日 2021-04-10

皆さんは本を読んでいて「ちょっとつまらないな…」と感じたらどうしますか。
読むのをやめますか。
それとも「終盤におもしろくなるかも」と読み続けますか。

これは本の種類にもよると思います。
小説であれば、序盤がつまらなくても読み続ける人が多いかと。
序盤は登場人物の紹介的な部分なので、そんなにおもしろくないですからね。

でもビジネス書は別です。
1/3読んでつまらなかったら、ぼくは読むのをやめます。
その後におもしろくなる見込みがないからです。

SPONSORED

つまらないビジネス書は、1/3で読むのをやめる

ビジネス書はワンテーマで書かれます。
本のタイトルこそ、著者がもっとも言いたいことです。
そして伝えたいいちばん濃密な部分は、最初の1/3にあります。

本は一般的な文字数で10万字もあります。
ひとつのテーマで10万字使って伝えたいことって、そうそうにないです。
文字数がもちません。

では最初の1/3(3万字)の残りは何かと言うと、「体裁を整えるためエピソードを増やした」と想像します。
読んでいるとわかりますが、ビジネス書は最初の1/3がいちばん熱量が高いです。
その後は話が枝葉に分かれ細かくなっていきます。
本当に伝えたいことを説明するのに、そんなに多くの言葉は必要ないんです。

おもしろい本を探し当てるまでの必要経費

そのため最初の1/3すらおもしろくなかったら、残りの2/3はそれ以上につまらないです。
もちろんお金を払ったのですから、もったいないと感じます。
でも本って、もともとの値段が安いものです。
何冊か読んでみて、たまにあたりがあればラッキー。
それを探し当てるまでの必要な費用だと思えば、まあそんなものなのかなと。

例えば、仕事術の本をぼくは何冊か読んできました。
でも唯一、「これは本当に良い本だ」と思えたのは、中島聡さんの『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』だけでした。
ほかにも良い本はあったかもしれませんが、内容を覚えているのはこれだけ。
実際の仕事に応用して、かなり仕事がスピードアップしました。

この本に最初から巡り会えるならそれに越したことはないですが、それまでに仕事術の本を何冊も買っています。
「はずれ」とか「まあまあ良かった」という感想を経たあとに、この本にたどり着いているわけです。
それまでの本は、必要な出費と考えるほかありません。

読む際のマイルールを作る

「途中まで読んでしまったから、ここでやめるのはもったいない」という考えを、埋没費用(サンクコスト)と言います。
お金だけロスするならいいですが、最後まで読んで「やっぱりつまらなかった」となれば、なによりそこに掛かった時間がもったいない。
時間は取り戻すことができません。

「ビジネス書は、1/3まで読んでつまらなかったらやめる」は、ぼくがこれまでの経験で作ったマイルールです。
皆さんも独自のマイルールを作ってみてください。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』の感想はこちら

この本を読んで、仕事のスピードと質の両方が変わりました。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』のレビューです。

SPONSORED