【直帰率と離脱率の違い】狙い通りのページが作れたかの目安

公開日 2021-10-15 最終更新日 2021-11-13

ブログを書いている多くの人は、Google Analyticsを利用しているでしょう。
ブログ歴が長くなるに連れ、Google Analyticsの色々な項目を見るようになります。

項目のうち混乱しやすいのが、直帰率と離脱率です。
ぼくも最初のうちは、この2つの違いが今ひとつわかりませんでした。

そこでこの記事では、直帰率と離脱率の違いとブログ運営で注目すべきポイントを解説します。

【直帰率と離脱率の違い】狙い通りのページが作れたかの目安

Google Analyticsの「行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ」を見ると、ページごとの情報を細かく確認できます。

直帰率・離脱率
Google Analyticsで直帰率・離脱率を確認できる

その中の項目に、直帰率と離脱率があります。
2つとも単語の意味が何となく似ていて、区別が付きにくいです。
この2つは、どのような違いがあるのでしょうか。

  • 直帰率
  • 離脱率

直帰率・離脱率とも、ユーザの離脱を表す

直帰率と離脱率は、どちらも「ユーザがサイト内のどこで離脱したか」を表しています。
直帰率は離脱率の中の、特定の現象です。
そのためまずは、離脱率から解説します。

離脱率の解説

離脱率はサイト内へユーザが入り、「最終的にどのページで離脱したか」を表しています。
例えば、ユーザがAページを見て、Bページに移り、最終的にCページでサイトを離れたとします。
その場合には、Cページのみに離脱率が発生します。

Google Analyticsで確認すると、あるページの離脱率が80%だったとしましょう。
離脱率80%の意味は、「ユーザの80%が、そのページで離脱した」となります。

直帰率の解説

一方直帰率も、ユーザの離脱した割合を表しています。
直帰率はその名の通り、1ページだけを見て別ページへ移動することなく直帰した(離脱した)割合を表します。

例えばユーザが、Aページを見始めたとします。
その後、別ページへ移ることなくサイトから離脱したなら、直帰率としてカウントされます(同時に離脱率としてもカウントされます)。

Google Analyticsで確認すると、あるページの直帰率が80%だったとします。
直帰率80%の意味は、「その1ページだけを見て離脱したユーザの割合が80%いた」となります。

離脱が高いのは悪いこと?

ここから、少し話を掘り下げます。
「ユーザが離脱する」と聞くとマイナスイメージがありますが、離脱率・直帰率の高いのは悪いことでしょうか?

離脱率の高い状態とは

離脱率が高い場合、それは悪いことではありません。
サイトを訪れたユーザは、いつかはサイトから離脱します。
離脱率をゼロにはできません。

サイト運営者としては、「このページでユーザにアクションを起こしてほしい」と想定しているページがあると思います。
そのページの離脱率が高ければ、むしろ望ましいと言えます。

ユーザにアクションを起こしてほしいページには、以下のようなものがあります。

  • 問い合わせページ
  • 商品の購入確定ページ
  • アフィリエイトリンクを貼っているページ
  • アドセンス広告を貼っているページ

収益化しているブログなら、最終的にアフィリエイトやアドセンス広告のリンク先に遷移してくれる(離脱してくれる)のが望ましいです。
離脱率は、「設計している動線が機能しているか」の視点で確認するのが良いですね。

直帰率の高い状態とは

また直帰率が高くても、一概に悪いとは言えません。
離脱率と同じで、そのページをきっかけに遷移してほしいサイトがあるなら、高い直帰率は問題ありません。

しかしサイトのPV数をアップさせたいと思っているなら、一般的には直帰率を下げたほうが良いです。
訪れたすべてのユーザが1ページだけで離脱するより(直帰率100%)、そのうちの半分のユーザが2ページ目を見て離脱してくれたほうが(直帰率50%)、単純計算でPV数は1.5倍になります。

「直帰率が高く、平均ページ滞在時間が短い」は問題がある

問題となるのは、「直帰率が高い上に、平均ページ滞在時間が短いページ」です。
検索などでページを訪れてくれたはいいが、多くのユーザが短い時間でサイトから離脱している。
そんなページは、何かしら問題があります。

短い時間で直帰してしまう原因には、以下が考えられます。

  • タイトルと内容が合っていない(期待はずれ)
  • 内容がおもしろくない
  • 文章が読みづらい
  • サイトのデザインが見づらい
  • サイトの表示速度が遅い

特定のページが、「直帰率が高く、平均ページ滞在時間が短い」であれば、タイトルと内容の合っていない可能性が高いです。
この状況がサイト全体に言えるなら、文章の読みづらさや、デザイン、表示速度に問題があるかもしれません。

平均ページ滞在時間はブログで重要な指標

ブログの場合、直帰率と離脱率よりも平均ページ滞在時間の方が大切です。
この値が低いなら、読者へ価値ある記事を届けられていない可能性があります。

平均ページ滞在時間については、以下の記事に詳しく書きました。
参考にしてみてください。

>> ブログで重要なのは平均ページ滞在時間。目安と数値アップの方法を解説

まとめ

ウェブサイトのおもしろさは、こういった数字を確認しながら修正していける部分にあります。
特に個人ブログは、行った対策で利益を得るのは自分、責任を取るのも自分です。
やりがいを実感できる媒体だと思います。

ブログを書いている人はGoogle Analyticsを確認しながら、お互い日々、修正していきましょう。