最終更新日 2022-05-12
毎日、キッチンにいる時間がそこそこあります。
以前までは料理を作りながらスマホでYouTubeを見ていましたが、その習慣はやめにしました。
理由は以下に書いています。
>> 最近、見るのをやめたもの【YouTube・SNS・ウェブニュース】
そこでグーグルホームミニで、音楽を聞くようになりました。
ただグーグルホームミニは、いかんせん音質が今ひとつ。
キッチンにいる時間をもっと快適にしたい欲が高まってきたので、もう1ランク上のスマートスピーカーを検討しています。
この記事では、候補の3台を比較します。
この記事の目次
そもそもスマートスピーカーは必要なのか
そもそもの話で、「スマートスピーカーは必要なのか問題」があります。
必要ないといえば必要ないですが、キッチンにあると便利です。
キッチンにいるとき、たいがいは料理や後片付けなどで両手がふさがっています。
そんなとき声で指示できるスマートスピーカーは、やはり便利なのです。
スマートスピーカーに聞くことには、以下のようなものがあります。
- 音楽をかけて
- 次の曲にスキップ
- 今の天気は?
- 今の時刻は?
- 〇〇グラムの〇〇%は?(塩や味噌の量を量る)
これらを声だけで指示できるだけでなく、さらに音質が良ければ幸福感はアップしますね。
10,000円ちょっとで買えるスマートスピーカー3種を比較
今使っているグーグルホームミニは、発売が2017年と今から5年前のモデルです。
しかも価格が5,000円前後とチープなので、このガジェットに音質の良さを求めるのは酷というもの。
グーグルホームミニより1ランク上の1万円前後の価格帯には、代表的なスマートスピーカーがひしめいています。
具体的には、以下の3機種です。
- Nest Audio(Google)
- HomePod mini(Apple)
- Echo第4世代(Amazon)
購入するとしたら、これら3機種から選ぼうと思います。
では次から、順に詳しく見ていきます。
1. Google Nest Audio(Google)

Nest Audioは、Googleが発売しているスマートスピーカーです。
価格は11,550円。
Googleは早くからスマートスピーカーに参入しており、2016年11月にグーグルホーム、2017年10月にグーグルホームミニをリリースしています。
その後、これらの後継機となる、Nest Audio(2020年10月)とNest Mini(2019年10月)を発売しました。
前作より音質がグレードアップ
Nest Audioは前作グーグルホームに比べ、内部のツイーターとウーファーが改良されています。
その結果、全体的な出力がアップしたようです。
グーグルホーム自体、音質の評判は良かったので、それよりアップしているなら期待できますね。
カラー展開は本国アメリカの5色に対し、日本ではChalk、Charcoalの2色のみ。
日本市場は、それほど重要視されていないのかもしれません。
楽天やヤフーショッピングで購入可能
形状を見ると、グーグルホームは円錐形でしたが、Nest Audioは長方形です。
大きさは、高さ175mm × 幅124mm × 奥行き78 mm。
重量は、1.2kgあります。
残り2つに比べると、ぱっと見のサイズが最も大きいです。
使えるストリーミングサービスは、同じ会社のYouTube Musicはもちろん、Apple MusicとSpotifyも公式に対応しています。
Amazon Musicは公式では対応していないものの、アプリからスピーカーとして聴くことは可能です。
購入はGoogle公式ストアで可能なほか、楽天でも買えます。
楽天をよく使うなら、ポイント活用できて嬉しいですね。
2. HomePod mini(Apple)

HomePod miniは、Appleがリリースしているスマートスピーカーです。
価格は、11,880円。
スマートスピーカーに遅れを取ったAppleでしたが、2018年2月より高音質が売りのHomePodを発売しました。
ところが、2021年3月に生産終了を発表。
公式サイトからは、削除されています。
ライト層向けのスマートスピーカーに高価格帯は響かない
生産終了になった理由には、32,800円(税別)と高めの価格設定があると思います。
スマートスピーカーは、そこまで高音質を求めていないライト層の購入が中心。
いくら高音質とはいえ、スマートスピーカーに3万円以上はちと厳しかったですね。
また公式に対応しているストリーミングサービスがApple Musicだけというのも、魅力を感じなかったのかもしれません。
HomePodのない状態で、miniのみ現行機種として存在
AppleはHomePodが終了になる5ヶ月前の2020年11月に、小さいサイズのHomePod miniを発表しました。
この時点では、HomePodの廃盤は決まっていなかったかもしれません。
HomePodがないのにminiがあるのはおかしな話ですが、ともかくAppleが発売しているスマートスピーカーの現行機種は、HomePod miniのみです。
Appleの他の製品のラインナップを見ると、今後、HomePod・HomePod Proとminiよりグレードの高い製品が登場する可能性はあります。
Apple製品の安心感がある
HomePod miniの特徴は、形状の小ささです。
高さ84.3 mm × 幅97.9 mmの小さな球体で、重量も345 gしかありません。
小さいと「音質は大丈夫?」と不安になりそうですが、スピーカーは大きければよいというものではありません。
音の良さは、ツイーターとウーファーのバランスの良さで決まります。
ライブ会場のような大きな空間ならいざしらず、部屋で聞く分にはこのくらいの形状でも問題ないでしょう。
Appleが作るスピーカーですから、いわゆる「音が悪い」といったことはないと思います。
新規登録であれば、Apple Musicの6ヶ月分の無料体験が付く
カラー展開は、ホワイト・イエロー・ブルー・オレンジ・スペースグレイの5色。
Appleの製品らしく見た目がよく、質感も満足できそうです。
iPhoneをかざすとApple Musicの曲の続きを聴けるなど、Apple製品との連携も抜群です。
公式に使用できるストリーミングサービスはApple Musicのみですが、AirPlay2が使えるため、スマホやパソコンのアプリから音源を飛ばす形でSpotifyやAmazon Musicも鳴らすことができます。
価格面の特典として、公式ストアや正規販売店で新品を購入かつ新規登録であれば、Apple Musicの6ヶ月分の無料体験が付いてきます。
この件に関しては、以下の記事に詳しく書いています。
>> Apple Musicがキャンペーンで無料体験6カ月に【条件あり】
Apple Musicは月額980円。
まだApple Musicを試していないなら、実質、半額くらいでHomePod miniを買える計算です。
3. Echo第4世代(Amazon)

Echo第4世代は、Amazonが発売しているスマートスピーカーです。
価格は、3つの中で最も高い11,980円。
ただAmazonは、セールで自社ガジェットを割引販売します。
特に狙い目は、プライム会員限定のプライムデー。
2021年6月のプライムデーでは、Echoが6,000円引きの5,980円で発売されました。
ここを狙えば、半額で購入できます。
プライム会員については、以下の記事で詳しく書いています。
>> Amazonプライム会員の解説【プライムビデオなどメリット】
Echoは2014年発売以来、4世代目
「第4世代」とある通り、Echoは代を重ねています。
初代が発売されたのは、2014年11月。
当時はアメリカのみの販売で、しかもプライム会員もしくは招待者だけが買えました。
日本で発売されたのは、第2世代の2017年11月からです。
主要なストリーミングサービスに対応
第4世代のカラー展開は、グレーシャーホワイト・チャコール・トワイライトブルーの3色。
形状は第3世代の円筒から、球体に変わりました。
サイズはHomePod miniより一回り大きい、幅144mm x 高さ133 mm。
重量は940gあります。
ストリーミングサービスは、自社が提供しているAmazon Musicはもちろん、Apple MusicとSpotifyにも対応しています。
プライバシーの配慮を重点に
Amazonのスマートスピーカーには、真意不明の都市伝説があります。
「スピーカーの近くで製品の話題をしたら、Amazonのおすすめにその製品が掲載された」というもの。
Amazonがスピーカーから顧客情報を集め、それを販売促進に利用しているといった懸念が一時期広まったのです。
それに配慮してか、公式サイトではプライバシーの配慮を打ち出しています。
購入先はAmazonはもちろんのこと、楽天やヤフーショッピングでも買えます。
キッチンで使うなら小さいHomePod miniか
こうして3つを比較すると、機能的には大差ないですね。
iPhoneを使うなら、HomePod miniは便利そうです。
価格だけに注目すると、新規登録であればHomePod miniに付いてくる6ヶ月分のApple Musicは魅力です。
Amazonのセールまで待てるなら、Echoもお得に買えますね。
比較検討してどれか一台を購入するか、それともグーグルホームミニを使い続けるか考えてみます。