有線と無線のイヤホンでは、どちらの音が良いか。E3000とWF-1000XM4とを聴き比べ

公開日 2021-08-27 最終更新日 2021-08-27

イヤホンを使うなら、携帯性やノイズキャンセリング性能はさておき、なにより音質の良し悪しが気になります。
有線と無線のイヤホンの場合、同価格帯であれば有線の方が音は良いでしょう。
しかし、価格差がある場合はどうなのか。

その疑問を解決すべく、手持ちのfinal・E3000SONY・WF-1000XM4とを聴き比べました。
2つの価格差は、約7倍あります。
もちろんWF-1000XM4のほうが、価格は高いです。
WF-1000XM4は執筆時で30,000円弱、一方、E3000は4,000円弱。

この2つで3曲を聴き比べた結果、WF-1000XM4の方が音質はよく感じました。
この記事では、E3000とWF-1000XM4とを聴き比べた結果を詳しく紹介します。

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有線と無線のイヤホンでは、どちらの音が良いか。E3000とWF-1000XM4とを聴き比べ

有線と無線で人気なのは、言うまでもなく無線です。
特にAppleのAirPodsとSONYのWF-1000XM3が登場してから、左右独立型のノイズキャンセリング・イヤホンに人気が集まっています。

ただしワイヤレスイヤホンは、バッテリーやドライバ、チップなどを詰め込んだ結果、形状は大きくなり価格も高いです。
一方、有線イヤホンは、それら無線イヤホンのデメリットをすべてカバーしています。
同じ価格帯であれば、多くの場合、有線イヤホンのほうが音は良いでしょう。

有線イヤホンと無線イヤホンのメリットとデメリットは、以下の記事に詳しく書きました。
参考にしてみてください。

どちらのイヤホンも音質には定評がある

同価格帯なら有線イヤホンの音が良いとしても、価格差があればどうでしょう。
E3000とWF-1000XM4とは、10倍近くの価格差があります。

E3000は5,000円以下のイヤホンと思えないほど、良質な音を鳴らします。
WF-1000XM4はノイズキャンセリング・イヤホンの中でも、音質の良さに定評があります。
そこでこの2つを、同じ曲で聴き比べました。

条件として、どちらもiPhoneからApple Musicを使って聴きます。
E3000はiPhoneに付属のコネクタを用い、30mmプラグをライトニングに変換してつなぎます。
WF-1000XM4はブルートゥース接続し、ノイズキャンセリングとAIの解析で解像度をアップスケーリングするDSEE Extremeをオンにしました。

ちなみに両イヤホンの詳しいレビューは、以下を参考にしてください。

聴き比べた感想

ではここから、実際に聴き比べた結果を書いていきます。
比べた楽曲は、以下の3曲です。

  • 宇多田ヒカル『Time』
  • アジアンカンフージェネレーション『ソラニン』
  • ケミカル・ブラザーズ『Horse Power』

宇多田ヒカル『Time』

E3000

ボーカルが、楽器よりもやや後ろに下がった感じです。
中高音より、低音がよく聴こえます。
悪くはないですが、曲全体の印象は大人しいです。

WF-1000XM4

聴き比べてまず思ったのが、ノイズキャンセリングの威力。
周囲の環境音がある程度、遮断され、より楽曲に集中できます。
ノイキャンなしのイヤホンと比べると、改めてノイズキャンセリングは偉大だと思えます。

音質はクリアで、粒立ちがよいです。
ボーカルは主張しすぎず、ほどよい距離感。
やや高音が強調気味ですが、味付けが控えめなので聴いていて疲れません。
良い環境で聴けていると感じます。

この曲でE3000とWF-1000XM4とを比べても、どちらか一方が圧倒的に良いとは感じません。
ただ胸を打つ音楽の響き方は、WF-1000XM4により感じます。

アジアンカンフージェネレーション『ソラニン』

E3000

全体的に音の鳴り方が控えめです。
中高音より、低音が少し強調気味。
曲としてまとまりに掛ける印象があります。

WF-1000XM4

曲の印象が、ぱっと華やかです。
それは低音より、高音の解像感をより感じるからかもしれません。
ボーカルはちょうど良い位置から響き、全体的にまとまりがあります。

この曲に関しては、明らかにWF-1000XM4の方が音質は良く感じます。

ケミカル・ブラザーズ『Horse Power』

E3000

若干、こもって聴こえますが、マイルドとも言いかえられます。
全体的にまとまりがあり、低音がよく響いて楽曲に迫力を感じます。

WF-1000XM4

音に解像感があります。
曲に一体感があり、グルーブを感じます。
やや中高音域が強調気味ですが、聴き疲れするようなトゲトゲしさはありません。
聴いていて心地よいです。

この曲に関しては、WF-1000XM4よりもE3000のほうが印象は良かったです。

WF-1000XM4の方が良い音と感じた

総評として「どちらが良い音か」と聞かれれば、WF-1000XM4と答えます。
WF-1000XM4は全体的にクリアで、曲の印象が華やかです。
良い音楽を聴いたという感動は、WF-1000XM4の方が得られそうに思います。

またWF-1000XM4のノイズキャンセリングが、思った以上に聴き心地の良さに作用していました。
環境音のする場所、例えばざわめきのするカフェや電車の中であれば、E3000よりWF-1000XM4のほうが良い体験を得られるでしょう。

まとめ

以上のようにE3000よりも、WF-1000XM4のほうが良い音という印象でした。
「値段が高いから当たり前」という考えもあるかもしれませんが、ワイヤレスイヤホンでここまで音質が良いのは素直に驚きです。

finalのE3000も、価格の割にかなり検討していると思います。
ただ両者を聴き比べると、音質面のSONYの努力が感じられた結果となりました。

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