ビジネスで使える、Evernoteの効果的なノートの作り方

Evernote

Evernoteは公式YouTubeを運営しており、機能の解説や使い方のヒントを紹介しています。

その中で参考になったものがあったので、内容をまとめてみました。

ビジネスで使える、Evernoteの効果的なノートの作り方

その動画とは、コロンビア大学のジャック・マクゴリー博士(Dr. Jack McGourty)へのインタビュー動画です。

ジャック・マクゴリー博士は、大学でアントレプレナーシップ(起業家精神)を教えています。
対象となる生徒は、高校生から社会人までと幅広いです。
学生たちに起業する際のコンセプト作りから、実際に事業立ち上げまでを段階を踏んで指導しているのです。

Evernoteを使ってナレッジマネジメントを行なう

特に博士がEvernoteを使って行なうのが、ナレッジマネジメントです。

ナレッジマネジメントとは、直訳すると「知識の管理」。
知識を元にアイデアをまとめ、それらをチーム内で共有し、さらに創造性や生産性を向上させる。
そういったナレッジマネジメントを、Evernoteを通して実践しています。

ノートを作る5工程、“SCORE”

Evernoteを使ってナレッジマネジメントを実践する過程は、それぞれの頭文字を取って“SCORE”と名付けています。
頭文字は、以下の意味に該当します。

  1. Search(探す)
  2. Capture(捕らえる)
  3. Organize(組織化する)
  4. Recognize(認識する)
  5. Expand(広げる)

ここで、言い訳をひとつ。
動画は英語で話していて、自分の英語力では理解できない部分がありました。
わからない部分は「こういったことかな」と想像で補っているので、より正確な内容を知りたい人は本編の動画を見てみてください。

と保険を掛けたところで、5つの工程を順に解説していきます。

1. Search(探す)

チーム内で知識を共有しあうには、その元となる情報を得なければなりません。
工程の第一段階は、情報収集【Search】です。

ウェブクリッパーのあるEvernoteは、情報収集に適したツールです。
「スタック > ノートブック > ノート」と階層化できるのも、情報の整理に便利。
階層を利用してノートを整理する方法は、以下に書きました。

>> Evernoteの整理のコツ【スタックとノートブックを活用】

ただし、ウェブに落ちている情報が玉石混交なのは周知のことでしょう。
なるべく新聞や雑誌のサイトなど、信頼できる二次情報から情報を得ると良いです。

2. Capture(捕らえる)

情報が集まってくると、アイデアが生まれてきます。
しかしアイデアは、デスクのパソコンの前に座っているときには思いつかないものです。
「さあアイデアを考えるぞ」と意気込むときではなく、普段のなんでもない行動の最中に不意に降りてきます。

例えばシャワーを浴びているとき、散歩しているとき、階段を下りているとき。
アイデアが思い浮かんだら、それをすぐ捕らえる【Capture】ようにします。

ツールとなるのは、Evernoteのモバイル版です。
特に有用なのは、ホーム画面にあるスクラッチパッド。
アプリを開いてすぐに書き出せるので便利です。
キーを打つとき音声入力を使えば、さらにスピーディーにできます。

3. Organize(組織化する)

情報を探すこともアイデアを捕らえることも、どちらも大切です。
それ以上に大切なのが、集めたそれらを組織化【Organize】することです。

組織化とは、わかりやすい日本語に引き直せば「ノートまとめ」でしょうか。
複数の情報やアイデアをひとつのノートへまとめていく。
その過程で、考えが整理されていきます。

組織化のノートは、キーワードを入れたタイトルを付けるようにします。
見返したり検索でピックアップしたりするときに、キーワードが機能します。

ジャック・マクゴリー博士は、組織化のためのテンプレートを作り、学生へ配布しているようです。
会社内でも共通のテンプレートを作れば、作業時間が短縮でき、閲覧も楽になるでしょうね。

4. Recognize(認識する)

組織化したノートがいくつか作れたら、それらに共通する基礎的なパターンが見つかります【Recognize】。
このRecognizeが起こるのは、ノート作りを一定期間おこなった後のようです。

特に博士は異なったクラスの学生のノートを見たときに、興味深いパターンを発見するようです。
そのため博士は関連あるノートを見つけたら、忘れないように内部リンクでノートの一覧を作るとのこと。

Evernoteは、ノート内に別ノートのリンクを簡単に作ることができます。
以下の記事に、やり方をまとめました。

>> Evernote内部リンクの作り方【目次やアーカイブに便利】

5. Expand(広げる)

最終工程として、作成したノートをチーム内で共有します【Expand】。
特に会社内でチームを作った際は、知識を共有し合うことでシナジーが生まれます。
最初の話しに戻りますが、これが「ナレッジマネジメント」というわけです。

Evernoteでのノートの共有は、右上の「共有」ボタンを押すとリンクをコピーできます。
特定のノートへチームメンバーを招待し、一緒に編集することも可能です。

“SCORE”のフレームを用いて、効果的なノート作りを

以上、ジャック・マクゴリー博士の“SCORE”の紹介でした。
最初の4工程である「探す・捕らえる・組織化する・認識する」は、テーマに沿った書類を作るのに十分活用できますね。

最後の「広げる」はチーム内に関わらず、ウェブへ公開することも含まれるでしょう。
ウェブへ自分の得た知見を発信することで、良質なフィードバックを得られるかもしれません。

Evernoteの公式チャンネルで多くのTipsが紹介されている

Evernoteの利点は、ノートをどんどん増やせること。
さらにそれらをグループ分けしたり、内部リンクでつなげたりと、情報収集しまとめるのに適しています。
この記事を参考に、Evernoteがより便利なツールになれば幸いです。

またEvernoteの公式YouTubeでは、こういったTipsを定期的にアップしています。
Evernoteを使いこなしたいと思う人は、チャネル登録してみてください。

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